よくあるご質問

  1. よくあるご質問

補聴器本体について

  • 電池の種類はありますか?

    ボタン型電池は補聴器専用の空気電池を使用します。どちらのメーカーのものでも使用出来ますが、電池品番(パッケージの色でも判別可能)が同じであることをご確認ください。
  • アナログ補聴器とデジタル補聴器の違いは何ですか?

    アナログ補聴器とデジタル補聴器の違いは、音の処理のしかたの違いです。アナログ補聴器は、音をそのまま電子信号として扱って処理し、増幅します。一方、デジタル補聴器は、補聴器内のコンピュータマイクロチップで多チャンネル化や騒音抑制、ハウリング抑制などをデジタル信号で処理を行い、言葉の聞き取りやすさを向上させます。
    アナログ方式の場合、細かな調整を行なおうとすると回路スペースが大きくなりやすく、小さな筐体に組み込むことが困難です。しかしデジタル方式なら小さなコンピューターマイクロチップを使用して回路スペースを小さくすることが出来ます。現在は、デジタル補聴器が主流になり、一人ひとりの「聞こえ」に、より小型により高度に対応できるようになっています。
  • 補聴器に防水機能はありますか?

    多くの補聴器には防水機能はありません。耐汗性のあるものはありますがシャワーのような水には耐えられません。お風呂やプールでの補聴器の装用は、補聴器の故障の原因につながりますので、おやめください。また、夏など汗を多くかくときは、必要に応じて汗を拭きとってください。
    耳の後ろは汗の通り道なので、大量に汗をかく方は耳かけ型は避けた方が良いでしょう。
  • 補聴器から電磁波は出ていますか?

    補聴器から放射される電磁波は微弱で、健康に影響するほど強くありません。
  • 補聴器を装用すれば聴力が完全にもどるのですか?

    補聴器は聴力が衰える前の「聞こえ」に戻すのではなく、今の聴力を最大限に活かし、快適な「聞こえ」を提供するものです。
    それぞれが要求する「聞こえ」の程度には個人差があり、補聴器を装用する目的、補聴器の装用効果も人それぞれです。100%以前と同じ聴力を取り戻すことは出来ませんが、ご自分に適した補聴器を装用することにより、「聞こえ」の不安が解消され、より活動的な生活が送れるようになります。
  • 補聴器をつけると難聴は進みませんか?

    お客様の聴力に合わせて補聴器を調整していれば、補聴器が原因で難聴が進行することはありません。
    最近のデジタル補聴器は大きな音が入らないように安全面でも考慮されてます。ただ、聴力に合わない設定の補聴器や、音が常に大きすぎる状態で長時間補聴器をつけているなど間違った使い方をしていると、聴力を低下させる場合がありますので、適正な設定に調整することが大事です。調整・相談は販売店までお気軽におたずねください。
  • 補聴器は片側の耳に付けるだけで良いですか?

    左右の聴力に差がない方は両耳装用をおすすめします。両耳で聞く事で、「聞こえ」はより自然になります。
    耳も目と同じように2つあります。補聴器もメガネと同じように両耳装用によって音の方向性・立体感・明瞭感が得られます。

    【両耳装用のメリット】

    1. (1)音の方向がわかる
      会議等でどちらの方向から話かけられたかがわかる。後ろから近づく車、自転車の方向がわかり、外出しても安全です。
    2. (2)聞きたい音が、よりはっきり聞こえる
      両耳で聞くと、聞きたい小さな声も大きく、はっきり聞こえる。
    3. (3)それぞれの耳の補聴器の音量をそれほど上げなくても聞こえるので、雑音も少なく、疲れず聞きやすい。
  • 補聴器使用者に対して、周りの人が日頃気をつけるべきことは?

    補聴器をつけると、普通の声の大きさがちょうど良く聞こえるようになりますので、あまり大きな声で話す必要はありません。言葉を理解して頂くためには大きな声を出すのではなく、相手の顔を見ながらゆっくりはっきり話しかけることが有効です。大きな声で話しかけると、音が割れて逆に聞き取りづらいことがあります。

購入について

  • 新聞やテレビで通信販売されている集音器と補聴器の違いは何ですか?

    補聴器は医療機器として認可が下りているものを言い、そうでないものをものを集音器といいます。補聴器のフッティング(個人の耳の特性に合わせる調整)は主に次の3つが行われます。
    1. (1)使用者が聞こえにくい周波数の音を他の周波数より強く増幅する。
    2. (2)音の最大レベルをうるさくないように制限する。
    3. (3)使用者の難聴の度合いに合わせて増幅の度合いを設定する。
  • 価格が極端に安い器種と高い器種の違いは何ですか?

    補聴器の価格差は補聴器に搭載されている機能、性能の違いです。価格の高い補聴器は雑音を抑制する最新の機能や、自動的にハウリング(ピーピー音)を抑える機能、ご自分の声がより自然に聞こえる機能、そして、一人ひとりの聴力にあわせて音質を、きめ細かく調整できる機能等が搭載されています。
    また、一般的に耳あな形補聴器は一人ひとりの耳の形状や「聞こえ」の程度に合わせて、オーダーメイド(手作り)で製造されますので、耳かけ形に比べ高価になります。(耳あな形補聴器の中でも、目立ちにくいマイクロカナルタイプの補聴器は、さらに高価な場合があります。) 愛眼では、価格よりも、お使いになる方の「聞こえ」の程度と目的に合った器種を選ぶことをおすすめしています。
  • 購入後の領収書で医療費控除できますか?

    補聴器は、その性質上「医療ではなく生活に要するもの」というのが国税庁の見解だそうです。老化現象により、耳が遠くなったために購入した補聴器は、医療費控除の対象外です。医師の指示により、難聴の治療に必要として診断し、その処方箋にもとづき補聴器を購入した場合のみ医療費控除の対象になります。詳しくは医師とご相談ください。
  • 補聴器の購入には何か支援制度がありますか?

    日本において、補聴器購入は健康保険では対応できませんが、自立支援法などの制度があります。愛眼の一部の店舗では補聴器に関する福祉制度に対応しております。福祉制度の内容につきましてはお住まいの市区町村の自立支援法担当窓口にお問い合わせ下さい。

使い方について

  • 電話の受話器を補聴器に近づけると、音がピーピー鳴る現象は何ですか?

    これはハウリングという現象です。補聴器で増幅された音が耳あなから漏れてマイクに戻ると発生します。この場合は受話器の位置を少し変えてみて、ハウリングが起こらない位置を探してください。
    どうしても、鳴る場合はお買上いただきました販売店にご相談ください。
  • 騒音がある場所で補聴器を使うことはできますか?

    騒音下では言葉の聞き取りは健聴者でも難しいものです、話し相手になるべく近づき正面で会話するようにしましょう。
    ただ、極めて大きな騒音のある環境では耳を傷める場合もありますので、場合によっては補聴器を使うことをおすすめしません。ご自分の「聞こえ」の程度に合った補聴器で、きちんと調整されている分には問題はなく、通常の街中の騒音程度でしたら全く問題はありません。
    指向性機能が搭載されている補聴器の場合、周囲に多くの音がある中でも会話が聞き取りやすくなるものもあります。
  • 他人の補聴器を使用できますか?

    補聴器は、使用者の「聞こえ」に合わせて、器種の選択やフィッティングを行うため、補聴器が音を増幅する度合いも異なります。ですから、他人の「聞こえ」に合わせて調整した補聴器を使うことはできません。
    また、オーダーメイド補聴器(耳あな形)、耳かけ形補聴器を使用する際のイヤモールド(オーダーメイド耳せん)も、お求めになった方の耳の形に合わせて作っていますので、他人の補聴器を使うことはおやめください。
  • 補聴器をつけたままレントゲンやMRI、CTを受けても大丈夫ですか?

    人体に悪影響を及ぼしたり、補聴器が故障する原因になるので必ずはずしてください。
    ※ご不明な時やさらに詳しく知りたい場合は医師にお尋ね下さい。また受診時は医師の指示に従って下さい。
  • 一度シールを剥がした空気電池に、再びシールを貼れば電池を保管できますか?

    補聴器で使用する空気電池は、空気中の酸素を使って発電しますので、空気の取り入れ口(空気孔)があります。
    そして、その空気孔に空気が入って電池として機能するようになっています。使用前の補聴器用電池には孔をふさぐシールが張られており、空気が入らないようになっています。一度、シールを剥がすと、その時点から放電状態が続きますので、使用していなくても、ある一定期間を過ぎますと電池がなくなります。電池のシールを剥がした後は最後まで使い切ってください。
  • 使用済みの補聴器用電池はどこに捨てればいいですか?

    使用済みの補聴器用空気電池は、お求めになった販売店にお持ちいただければ、販売店経由で電池工業会に返却します。

アフターケアについて

  • 買った後のアフターサービスは受けられますか?

    補聴器は使い始めてから快適に使用できるまで、ある程度の調整と訓練を要します。また補聴器に慣れている方も、体調や聴力の変化、使用環境など様々な原因で「聞こえ」が変化することがあります。使い始めのフィッティングとその後のアフターサービスこそ、補聴器の価値を左右するものだと考えています。
    フィッティング=「聞こえ」の状態に合わせて、最も聞きやすい状態に調整すること。
    アフターサービス=補聴器の修理・点検や、聴力が変わった場合の、それに対応した再調整など。
    困ったことや不安なことがありましたらお買上いただきました販売店にご相談ください。
  • メンテナンスは家族がしても大丈夫ですか?

    掃除や保管方法などを家族の方が理解していることは、補聴器使用者の大きな支えとなります。本人が理解できない場合は、保護者が理解をして装用を促すことが大切です。
  • 購入した補聴器が故障した場合のメーカー保障はありますか?

    保障の内容や期間はメーカーや器種により異なります。くわしくは販売店におたずねください。
  • 補聴器の耐用年数はどのくらいですか?

    補聴器の寿命は平均5年と言われてますが、日々のお手入れや聴力の変化で長くも短くもなります。取扱いが悪ければ1年や2年で故障する場合もめずらしくありません。一方、大切に使われている方の中には、10年以上故障がなくご使用の方もおられます。
    また、補聴器は耐用年数以外にも使用者の聴力の変化によっても効果が薄れて行き、十分な効果が得られなくなることがあります。多くの補聴器は聴力の変化に対処できるようになっていますが、ある範囲を超えた変化には買替えが必要な場合もあります。
  • 補聴器の修理は購入後、何年くらいまで可能ですか?

    各メーカーとも、補聴器の補修部品は、その補聴器が製造中止、もしくは、販売完了になってから5~7年間は保有しているのが一般的です。(補聴器の補修部品の保有期間については特に法律で定められていないので、補修部品の保有期間は各補聴器メーカーによって異なります。各補聴器メーカー、もしくは、お買上いただきました販売店にお確かめください。)

トラブルについて

  • 補聴器の故障の原因には何がありますか?

    使用環境による故障
    補聴器は湿気の多い場所での使用により故障する場合があります。例えば、調理師の職場のような厨房の中、漁師さんの仕事など水がつきやすい環境です。
    汗による故障
    耳かけ形補聴器は耳にかける補聴器なので、夏など汗をかきますと、耳の後ろに流れる汗が補聴器本体の中にしみこみ部品が腐食するケースがあります。汗で補聴器が湿った場合は、乾いたハンカチややわらかい布等でふき取り、乾燥剤の入ったケースに保管することをお勧めします。
    耳アカによる故障
    耳あかが音の通り道(音道)に詰まることにより起こる故障です。爪楊枝などの細い棒で音がでる孔を掃除してください。
    落下衝撃による故障
    各補聴器メーカーは、補聴器の落下テストを行いながら開発をしておりますが、落下による衝撃は補聴器に大きなダメージを与えますので、普段からできるだけ、硬いもの(コンクリート、床)の上に落とさないようにご注意ください。
    劣化による故障
    耳あな形補聴器、耳かけ形補聴器のレシーバーやマイクに使われているゴム製、ウレタン系の部品は経年変化や化学的変化で使っていると劣化をおこし、ご使用になればなるほど、劣化は進みます。ご購入された販売店で定期的な点検・部品交換をすることをお勧めします。
    結露による故障
    冬場になりますと室内温度と外の温度の違いにより、窓に水滴が付くことがあります。同じように補聴器でも耳の中の温度と、耳の外にある補聴器本体に温度差が生じ、補聴器の音孔部分や、耳かけ形補聴器の音を導くチューブ内に水滴が溜まることがあります。これによって補聴器の音が弱まったり、音が出なかったりする場合があるので、補聴器の保管を徹底するか、水滴が補聴器内部に侵入すると機械自体が故障する恐れがありますので、お買上いただきました販売店でお手入れをすることをお勧めします。
  • 装着しているだけで補聴器からピーピーと音が鳴って止まらない場合はどうすればよいですか?

    これはハウリングという現象です。補聴器で増幅された音が耳あなから漏れてマイクに戻ると発生します。密閉していないのに、常にハウリングが鳴やまない場合は、耳かけ形ならば特注耳栓(イヤモールド)、オーダーメイドタイプならば、補聴器の形(シェル)を作り替える必要もあります。その場合は補聴器をお買上げいただきました販売店に一度ご相談ください。
  • 自分の声がこもるのですが、どうすればよいですか?

    原因は補聴器が耳の穴をふさぐ事によって起こる場合があります。使用していくうちに徐々に慣れていきますが、対策として、耳あな型補聴器の場合は空気孔(ベント)を大きくする、耳かけ型では耳栓を小さくする、あるいは低音域の調整をすることで改善する場合があります。閉塞感が気になる軽度の方には、耳の穴をなるべく塞がないオープンタイプ補聴器がおすすめです。お買上げいただきました販売店店一度ご相談下さい。
  • 補聴器をつけると水や食器の音が響いてうるさいのですが、どうすればよいですか?

    補聴器をつけると、今まで聞こえなかった音が聞こえるようになるため最初は気になるかもしれません。原因は小さい音が聞こえにくいのに大きな音はうるさく感じる(補充現象といいます)ためです。解決策はいろいろありますが、高音域を調整することで改善する場合があります。お買上げいただきました販売店で一度、ご相談下さい。
  • 耳あな形補聴器の場合、耳アカがよく詰まってしまうときの対策はありますか?

    耳あな形補聴器にとって耳アカつまりは大きな問題です。補聴器から音が出る孔に耳垢がつまりますと、補聴器が正常に機能していても正常に聞こえなくなり、故障と勘違いされる方も多くおられます。耳あな型補聴器の多くは耳アカ除去・防止チップの交換が簡単にできるような工夫が施されています。耳アカには粉状タイプや飴状タイプなど除去することが困難なものもありますので、対処法、補聴器の掃除の仕方、チップの交換はご購入された補聴器店にご相談ください。