視力測定は何のため?測定を受ける意義や目的とは

share
視力測定は何のため?測定を受ける意義や目的とは
メガネを作るうえで避けては通れないのが視力測定。目の状態を把握するには必要ですが、「時間もかかるしパスしたい」と感じている人は多いでしょう。視力測定を行うことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、視力測定の意義や目的、手順を紹介。視力測定に疑問を感じている人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

まず知りたい。視力測定の概要

視力測定とは、文字どおり視力を測定すること。これにはどんな意味があるのでしょうか。まずは視力測定の概要を紹介します。

そもそも「視力」とは

運転免許の更新などに行くと、「視力は両目で0.7以上必要」などといわれますよね。普段何となく分かったような気になっているこの視力、一体何を示すものなのでしょうか。

視力とは、「ものを見る力」を示すもの。より具体的にいうと、物のかたちや色などを認識するうえで必要な目の解像能力を数値化したものです。視力の種類はさまざまで、メガネを作る前の視力測定では、ありのままの視力を示す「裸眼視力」、メガネを着用した際の視力を示す「矯正視力」などの測定が必要とされます。

このほか、動いているものを見分ける能力を測る「動体視力」、静止しているものを見る能力を測る「静止視力」なども聞いたことがあるのではないでしょうか。

視力測定の意義・目的

視力測定は、メガネを作成する際に必ず行われています。これは、現在の目の状態にマッチしたメガネを作るために必要なことだからです。たとえ自身で視力の変化を感じていなかったとしても、専門的に見てもらえばなんらかの変化が見つかるかもしれません。また、視力は変わらなくとも、乱視や遠視である可能性もあります。時間がかかっても、視力測定はきちんと受けた方が良いでしょう。

なかには「少しくらい度数が合わなくても気にならない」という人もいるかもしれません。しかし、度数の合わないメガネは、目に大きな負担となります。メガネをかける度に目にストレスがかかれば、やがては首、肩、背中が重く痛くなったり、頭痛や吐き気を催したりする可能性が出てきます。目というものは、とてもデリケート。安易に適当なメガネを選ぶのではなく、きちんと視力測定を受けてから作りましょう。

測定時には視力表を使用

視力は、基準となる「視力表」によって測られます。日本のメガネ屋さんや眼科、あるいは学校などで、「C」マークが上下左右に向いている表で、視力を測定したことのある人は多いでしょう。

このCマークは、「ランドルト環」と呼ばれるもの。100年以上前にフランスの眼科医エドマンド・ランドルトによって考案されました。1909年の国際眼科学会では、このランドルト環を国際的な指標基準とすることが採択されました。これ以降、ランドルト環は広く認知されるようになり、現在では日本をはじめ、世界中のさまざまな国で視力測定の指標として活用されています。

ランドルト環のほかには、さまざまなアルファベットが並んだ「スネレン指標」や、Cではなく「E」を使った「Eチャート」も使われることがあります。さらに、字の読めない子どもには、動物の絵が描かれた視力表も使われます。

ランドルト環を使った視力測定方法

ランドルト環を使って視力測定する際、測定を受ける人は視力表より5mほど離れて立ちます。

レンズを着脱できる「検眼枠(けんがんわく)」というフレームをかけ、片目を遮蔽板(しゃへいばん)で覆い、反対の目から測定するのが一般的。学校などでは黒いしゃもじのような「遮眼子(しゃがんし)」の使用もおなじみですね。

正しい位置に立ったら、測定を受ける人はランダムに指されたCの切れ目がどちらを向いているか答えます。このときの回答の正誤状況で、視力を測定できるという仕組みです。

Cマークは下にいくほど小さくなっており、いちばん上のCが見えれば視力は0.1以上。ただしこれが見えない場合、測定を受ける人はより視力表に近づいて測定を受けなければなりません。

メガネを作る際は視力測定が必要

実際にメガネを作る際、視力測定は重要な手順の一つ。必要な手続きや測定などを行えば、メガネを作るまでに30~40分以上かかるのが一般的。ただし、測定の仕方や店舗の混み具合によっては、より多くの時間がかかる場合もあります。

ここでは、「メガネの愛眼」でメガネを作る際の手順を参考に、視力測定からメガネ選びまで見てみましょう。

1.カウンセリング

メガネを作る前に、メガネの愛眼では「お客様カード」を作成します。これはメガネを作る一人一人に必要なカルテのようなもの。細かく記載していくことで、より理想に近いメガネを作ることができます。

カードには以下のような情報を記入していきます。

・住所や氏名(メガネ作成後にメンテナンスの案内等行うため)
・メガネの使用歴
・運転するか否か
・目に関することで、現在困っていること
・どんな風に見えるのが理想か など

担当者はお客様が記入した内容についてしっかり確認・カウンセリングを行い、どのようなメガネがよいかを提案します。

これは、視力測定を行う前のベースとなるもの。メガネを作るのに必要な情報を集めているのです。

2.視力測定

カウンセリングが終われば、いよいよ視力測定です。

メガネの愛眼では、まず視力表を使った視力測定を行います。その後、専用器機を使用して行われるのが、「オートレフ測定」と呼ばれるもの。この測定により、遠視・近視・乱視などの屈折度数を測ります。このほか、遠くを見るのに必要な度数、利き目の検査などもあわせて行い、細かく数値を出していきます。

メガネの愛眼の視力測定の特長は、両目での見え方にこだわっていること。両眼視検査は、精度の高い機械を使って行われます。これにより、両目での見え具合を考慮した、見やすく快適なメガネを作ることができます。

3.フレーム選び・レンズ選び

測定が終われば、メガネの愛眼が揃える豊富なバリエーションから好みのフレームを選びます。カウンセリングや顔型、雰囲気などを考慮したうえで、スタッフが最適なものを提案してくれますよ。

一方、レンズもサイズやカラーなど種類豊富。視力測定の結果や使用シーンなども考慮して、使い勝手のよいものを選びましょう。こちらもスタッフからの提案があるので、迷ってしまう時も安心です。

メガネが決まればお会計へと進み、メガネ購入までの一通りの手順は終了です。かけ心地の良い素敵なメガネであれば、毎日を快適に過ごせますね。

メガネの愛眼の視力測定とは?実際の様子をご紹介

それでは、メガネの愛眼で実際に行われている視力測定の様子をご紹介します。

オートレフ検査

オートレフと呼ばれる機械を使い、近視、乱視、遠視の度合いなどをチェックします。所要時間1分ほどの簡単な検査です。

機械での検査の後はヒアリングを行います。内容は「日常的にメガネをかけるか」「これまでかけてきたメガネの度数はいくつか」など。
オートレフ検査で計測した客観的なデータをもとに、「かける人の主観的な情報」を加え、調整していきます。

機械では計測しきれない部分をカバーするためには、細かなヒアリングがとても大切なのです。

裸眼視力測定

機械でのチェックに続いて、裸眼での視力測定を行います。
普段の生活の状態でどこまで見えるのかを、片目ずつチェックします。ランドルト環やひらがなを使い、機械で計測した検査結果とズレがないかどうかを調べます。

完全矯正値をチェック

完全矯正値とは、「最も遠くが見える度数」のこと。
完全矯正値チェックでは、レンズを使用することでどこまで視力を引き上げられるかを計測します。

まずは片目ずつに適したレンズを入れ、裸眼よりも視力が上がるかどうかをチェックします。
次に「レッドグリーンテスト」と呼ばれる、赤と緑の画面を使ったチェックをします。
これは「度数が強すぎないか」を確認するもの。個人差はありますが、赤と緑がちょうど同じ濃さに見える状態が「ピントの合ったバランスのいい度数」だといえます。

ちなみに近視の場合、「赤の画面の方が見やすい」なら、適切な度数、もしくはもう少し度数を上げられる状態だといえます。「緑の画面の方が見やすい」なら、度数が強すぎる状態です。
度数が強すぎるメガネは眼精疲労の原因になるともいわれるため、しっかりとチェックしたい項目です。

乱視のチェック

まずは片目ずつ乱視のチェックをし、次に両眼での見え方もチェック。
乱視の有無、度数を計測すると同時に、ヒアリングによりお客様の主観での見え方も確認します。

プリズムチェック

プリズムチェックは「斜位」を測定するための検査です。

斜位とは、両眼で見ている時は異常なく見えるものの、片目ずつ調べると視線がずれている状態。
わずかな斜位は多くの人にみられますが、斜位の度合いが大きいと、視線を合わせるたびに目の筋肉を使ってピントを合わせる必要があります。
そのため斜位があると眼精疲労や肩こり、頭痛などの症状が出ることも。また、立体感覚や奥行き感がとらえにくいと感じる方もいます。

愛眼ではプリズムチェックの結果から、両眼視したときに目が疲れにくく快適に見えるような視力矯正を行っています。

利き目チェック

利き目チェックでは、穴のあいた黒いプレートを使って「利き目がどちらなのか」を調べます。

手や足にも「利き手」「利き足」があるように、じつは目にも「利き目」があります。
利き目とは、よく使うほうの目のこと。人間はものを見るとき、利き目を中心に、もういっぽうの目で補うようなかたちで見ています。

メガネを作る時も、利き目に合わせて度数を決めることで、違和感のないレンズを選びができるのです。

利き目は必ずしも視力のよい方の目ではないため、快適にかけられるメガネを作るためにも利き目チェックは大切です。

矯正後のレンズで最終チェック

最後に、矯正後のレンズをかけた状態で見え方を確認します。
矯正後のレンズをかけて店内を歩いたり、手元の文字を見たりして違和感がないかチェック。近いところ・遠いところそれぞれの見え方を確かめます。

メガネの愛眼の視力測定には、全16項目ものチェックリストがあります。さらにスタッフのきめ細かなヒアリングで、快適にかけられる度数のレンズを見つけることができますよ。
また、愛眼ではこれらの視力測定を無料で行っています。メガネが合わない、かけていると疲れる・・・そんなお悩みがある方は、ぜひ気軽に愛眼の視力測定をご利用ください。

視力測定を行う際の注意点

せっかく視力測定を行うのですから、正しい結果を得たいもの。そのために、事前に注意しておきたいことがいくつかあります。視力測定を受けると決めたら、以下の3点に気をつけましょう。

測定前のスマホやゲームは控える

視力測定前にスマホを使用したり、ゲームをしたりすると、目は疲労状態になってしまいます。デジタル器機は目への負担が大きく、視力測定の前に行うと適切な測定結果を得られないことがあります。

待ち時間が長いからとついついスマホやゲームに手を伸ばしてしまう人がいますが、視力測定の前は避けてくださいね。

測定の日はコンタクトレンズを着けない

視力測定のある日は、できれば朝からメガネで過ごしましょう。コンタクトレンズは角膜を圧迫してしまうことがあり、その状態では正しい検査結果を得にくい場合があるといわれています。

測定時は目を細めない

目を細めて見ると、見えにくいものも見えることがあります。これは「ピンホール効果」という現象。目に入る光が収束されることから起こります。

当然ながら、このような状態で検査をしても正しい結果は得られません。視力測定で「見えにくい」と感じても、目を細めるのは止めましょう。

ベストなメガネを見つけるために。視力測定は必ず受けて

視力測定を行えば、現在の目の状態が数値で分かります。特に視力の低下などを感じたことの無い人でも、測ってみればなんらかの変化が見つかるかもしれません。さらに、定期的に測定を受けるなどすると、目の状態が分かりやすくなりますよ。

また、自分にフィットしたメガネを作るためにも視力測定は欠かせません。度数の合わないメガネは見えやすさをサポートするどころか、健康を害してしまうおそれも。「時間が無い」「面倒」と言わず、きちんと視力測定を受けてくださいね。

視力測定を促すキャンペーン、「LOVE EYES WEEK」を全国のメガネの愛眼で実施!

メガネの愛眼では、2020年1月14日(火)~2月13日(木)まで、メガネのアイガン・SYZ・眼鏡乃彩・365dayglass の全246店舗にて、無料の視力測定を促進するキャンペーンを行います。

ぜひ、あなたもこの機会に視力測定をしてみてくださいね!