サウナの温度は何度が良い?種類別の違いや入り方、効果的な温度を解説

目次
- 一般的なサウナの温度は何度?
- 多くのサウナ施設は80〜100度
- 高温のサウナに入っても火傷しない理由
- 種類別|サウナの温度と違い
- 低温(40〜60度):ミスト・スチームサウナ
- 中温(65〜70度):遠赤外線サウナ
- 高温(80度〜):ドライサウナ
- 基本の入り方とサウナ別のポイント
- 基本の入り方
- ミスト・スチームサウナに入る際のポイント
- 遠赤外線サウナに入る際のポイント
- ドライサウナに入る際のポイント
- サウナの温度は何度がベスト?
- 美肌・リラックスが目的なら低温(40〜60度)
- 肩こり・冷え性改善が目的なら中温(65〜70度)
- 「ととのう」が目的なら高温(80度〜)
- サウナでも使える愛眼のお風呂・サウナ用メガネ「AIGAN FORゆⅡ」
- 自分の目的に合わせた温度でサウナを楽しもう
一般的なサウナの温度は何度?

一般的なサウナといえば、高温をイメージする人も多いかもしれません。まずはサウナ施設が設定している一般的な温度と、サウナに入っても火傷をしない理由について解説します。
多くのサウナ施設は80〜100度
サウナの一般的な温度は80〜100度です。この設定温度は、サウナ発祥の地であるフィンランドのドライサウナに由来しています。ただし、サウナ施設によっては30度の低温から100度を超える高温、−25度のアイスサウナなどもあります。
高温のサウナに入っても火傷しない理由
100度を超えるようなサウナに入っても火傷をしないのは、熱伝導率と汗が関係しているからです。熱伝導率とは、温度差が存在する物体内部に熱が移動する現象のこと。水よりも空気の方が熱伝導率は低いため、熱を皮膚に伝導する時間がゆっくりとなります。
通常80〜100度のお湯に触れると火傷をしますが、空気だとゆっくり伝わるので火傷しにくくなります。さらに体の周りには数ミリの空気の層があるため、周囲の温度が高くてもすぐには熱くはなりません。
また汗が皮膚を守ってくれるのも、火傷をせずに済む理由です。サウナでかく汗が皮膚を覆うことで、水分の膜ができます。水の熱伝導率は高いですが温まりにくいという性質もあるため、高温になりません。また余分な熱を気化熱として蒸発してくれるので皮膚を冷やします。ただし、蒸気が出るサウナは高温だと火傷してしまうので、40度前後の低温になっていることがほとんどです。
種類別|サウナの温度と違い
一般的なサウナは80〜100度の高温が多いですが、施設によっては低温や中温もあります。それぞれ設定温度や温め方が異なるため、違いを見ていきましょう。
低温(40〜60度):ミスト・スチームサウナ

40〜60度に設定されたサウナを低温サウナといいます。主にミストサウナやスチームサウナが該当します。
ミストサウナ | 霧状のお湯を噴霧 |
スチームサウナ | 蒸気で室内を満たす |
熱気が少ないため体への負担がかかりにくく、高温のサウナに比べると長時間入りやすいのが特徴です。また湿度が80〜100%なので、髪や肌の乾燥を防げます。シャワーよりも芯から体が温まり、デトックス効果やリラックス、安眠効果も期待できるでしょう。
中温(65〜70度):遠赤外線サウナ

中温サウナは、65〜70度に設定されたサウナのこと。主に遠赤外線サウナが該当し、ドライサウナよりやや低めの温度設定が特徴です。遠赤外線サウナは、遠赤外線ランプから放射された電磁波によって体を温めます。湿度は35〜50%程度で、空気はあまり熱気を帯びていません。
遠赤外線により体の芯から温めるため、血行促進効果があります。ドライサウナより長めに入れるので、初心者におすすめです。
高温(80度〜):ドライサウナ

80度以上のサウナを高温サウナと呼びます。吸気口から取り込まれた空気がサウナヒーターを通ることによって温かい空気になり、室内を温めます。一般的な昔ながらのサウナで、強い熱気と10%ほどの湿度が特徴です。
高温サウナは汗をかいても蒸発していくので、ベタつかずさっぱりします。ドライサウナには100度以上の超高温サウナや、焼けた石に水をかけて蒸気を発生させ、湿度や温度を調整するロウリュを設置したサウナがあります。
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基本の入り方とサウナ別のポイント

ミストサウナやドライサウナなど種類は違うものの、入り方は基本的に同じです。しかし、サウナの特性を活かした入り方をすることで、さまざまな効果を感じやすくなります。
基本の入り方
<基本の入り方>
1.水分補給をする
脱水症状を防ぐためにしっかりと水分補給をする。
2.利用する前に髪・体を洗う
サウナ室に汚れを持ち込むのを防ぐために髪や体を洗う
3.サウナ室に入る
深呼吸を行いリラックスすることが大切。サウナの種類や体調に合わせて無理のない時間で入る
4.水風呂に入る
汗をしっかり流してから水風呂に浸かる
5.休憩
外気浴スペースで10分ほど休憩する。体が冷えないようにタオルなどをかけると良い。
6.水分補給
2〜6を2.3回繰り返す
利尿作用で脱水症状のリスクが高まるため、アルコールを飲むのはやめましょう。日常的に薬を服用していたり、心臓病や慢性的な高血圧を患っていたり、妊娠していたりする人はサウナに入るのは避けるか、医師に相談をするのが安心です。
ミスト・スチームサウナに入る際のポイント
サウナに入る目安は20〜30分。ミスト・スチームサウナは低温なので、入る前にお風呂に浸かると冷えを防げます。また体が温まっていると毛穴が開き、より効果を実感できるでしょう。
また、ゆっくり入ることでじんわりと汗をかきます。低温サウナは冷えることもあるので、サウナ室から出た後は水風呂ではなく、ぬるめのシャワーでも問題ありません。
遠赤外線サウナに入る際のポイント
サウナに入る目安は15〜20分です。中温サウナの場合、温度がそれほど高くなく、長時間入っても熱さを感じにくいため、脱水症状のリスクがあります。最初は短時間から、そして必ず水分補給をしてから入るようにしましょう。
遠赤外線サウナの場合、通常のサウナのように「サウナ〜外気浴」を繰り返さなくても大丈夫です。
ドライサウナに入る際のポイント
サウナに入る目安は5〜10分。ドライサウナの室内は2〜3段になっていて、上に行けば行くほど高温になります。上段が90〜100度、中段は70度程度です。場所によって室内温度が異なるので、最初は入り口付近の中段から始め、徐々に上段へ移動し調整するのが良いでしょう。
水滴が蒸発する際に体が冷えて発汗しにくくなるので、体に付いた水滴を拭きながら入ります。髪や肌が痛みやすいので、濡れたタオルで髪を巻いて保湿するのがおすすめです。
サウナの温度は何度がベスト?

サウナは「この温度だから体に一番良い」といえるものではなく、目的に合わせて選ぶのがポイントです。またその日のコンディションにあった温度や好みによってそれぞれサウナの種類も異なります。
美肌・リラックスが目的なら低温(40〜60度)
ミスト・スチームサウナは、水分が乾燥を防ぎながら老廃物や汚れをとってくれるので美肌効果が期待できます。また40度くらいの温度は副交感神経が優位になるといわれているので、リラックス効果も得られるでしょう。
肩こり・冷え性改善が目的なら中温(65〜70度)
遠赤外線サウナは体をゆっくり芯から温めるので血行が促進され、肩こりや冷え性を改善する効果が期待できます。睡眠の質を向上したり、自律神経のバランスを整えたり、筋肉疲労を回復したりなども効果があると言われています。ドライサウナよりも熱くなく、ゆっくり入れるので初心者にも向いています。
「ととのう」が目的なら高温(80度〜)
「ととのう」感覚を味わいたいならドライサウナがおすすめ。ととのうとは、サウナ〜休憩を繰り返すことで心身ともに整った状態です。トランス状態となり、頭がクリアですっきりし、体がふわっと軽く感じる感覚になります。
また短時間でリフレッシュしたり、大量に汗をかいたりしたい人もドライサウナが良いでしょう。疲労回復やむくみ解消に効果的です。
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サウナでも使える愛眼のお風呂・サウナ用メガネ「AIGAN FORゆⅡ」

高温のサウナで通常のメガネを使用するのは火傷をしたり、落下で破損や怪我をしたりするリスクがあります。安全で快適にサウナへ入るためにもお風呂サウナ用メガネを使用しましょう。

愛眼のお風呂・サウナ専用メガネ「AIGAN FORゆⅡ」なら、耐熱温度130度なのでサウナでも安心して使えます。ポリカーボネート製のフレームとレンズ(オーダータイプは強化プラスチック)なので熱はもちろん、衝撃にも強いのが特徴です。また、金属を使用していないので錆びにくいのもポイント。
「AIGAN FORゆⅡ」には、近視から遠視まで8種類の度数を用意した「既製度数タイプ」、左右の目の度数差や乱視にも対応した「オーダータイプ」の2種類があります。
「既製度数タイプ」はどんな方もかけやすいクリアタイプをお手頃価格で販売。「オーダータイプ」では「近視最大‐10.00、乱視最大‐4.00」まで対応し、クリア以外に黒湯グレー、薬湯グリーン、金泉ブラウン、バラ湯ボルドーを販売しています。

フレームのデザインはボストンタイプで、リラックスタイムにぴったりな優しい雰囲気を演出します。レンズがくもりにくくなる専用メガネ拭きのととのえシ〜トと、持ち運びも安心なハードケース付きです。
自分の目的に合わせた温度でサウナを楽しもう

一般的なサウナは80〜100度ですが、低温や中温のサウナもあり、それぞれ特性や効果が異なります。サウナによって良い効果を得たいのであれば、目的やその日の体調に合わせて温度を選ぶことが大切です。サウナの基本の入り方を守り、気持ちよくサウナを利用してくださいね。
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