メガネの調整は自分でできる?お店での調整方法、ズレたままにするデメリットも解説
目次
メガネの調整は自分でできる?
ネジ締めなどのメガネの調整は、自分で行う人も多いでしょう。一見簡単そうに思えても、自己流の調整はメガネの破損を招くことも。まずは、自分でメガネを調整する際のポイントと注意点を紹介します。
ネジ締めだけは注意しながらであればOK
自分でメガネを調整する際は、ネジ締め以外の専門知識の必要な調整は行わない方が良いでしょう。ネジは、ゆるくても締めすぎてもかけ心地が悪くなるため、不安がある時はメガネ店に持ち込むのがおすすめです。
自分で行う場合は、市販の精密ドライバーを使います。ドライバーが滑ってフレームやレンズを傷つける恐れもあるので、メガネ拭きのような布等でレンズを覆うようにしてくださいね。
ドライヤーや熱湯を使った調整は避ける
メガネフレームのプラスチック部分を熱湯やドライヤーなどで温めて曲げる人もいますが、おすすめできません。間違った方向にフレームが曲がったり、フレームがぽきっと折れたり、フレームが変質したり、調整前よりおかしくなる恐れもあります。
フレームの調整などはお店にお願いする
フレーム調整を始めとした全体のバランスを整える作業、壊れた部品の修理、細かな部品の調整には専門技術が必要です。たとえ簡単そうに見えたとしても、メガネ全体のバランスを整えるのはとても難しい作業。基本的に、メガネの調整は自分で行うのではなく、メガネ店にお願いしましょう。
メガネの調整の頻度とタイミング
お気に入りのメガネは、なるべく長く使いたいものです。ここでは、メガネの調整をする頻度と、どのようなタイミングでメガネの調整をするべきかについて紹介します。
メガネの調整の頻度は3ヵ月に1回が理想
メガネの調整頻度に明確な定めはありません。ですが、自分では気づかないようなフレームのズレや、レンズの汚れなどがあることも考えられるため、3ヵ月ほどを目安に定期的に調整するのがおすすめです。定期的な調整が無理な場合でも、年に1度はメガネの調整を行いましょう。
メガネは、使い続けるうちに歪みが出たり、フレームのバランスが崩れて鼻当てが曲がったりといったトラブルが起こります。そうしたトラブルを避けるためにも、定期的にメガネ店で調整してもらうことがメガネを長く使うためのポイントです。
メガネを調整するタイミングはかけた時の違和感
メガネをかけて合わないと感じた時は、調整のタイミングです。違和感の他、鼻当てに押されるようで痛いと感じた時、ツルとも呼ばれるテンプルが耳に当たって痛い時、顔をはさまれているようできついなどの不快感がある時にメガネを調整します。また、かけているメガネが頻繁にズレるようになった場合も調整がおすすめです。
メガネに違和感がなくても、保証期間内に1度はメガネの調整をしましょう。自分では気づかなかった問題にも、メガネ店のプロなら気づくことがあります。またフレームやレンズの品質に問題があった場合、保証期間内であれば無料の交換が可能な場合があります。
お店で行うメガネの調整に関するQ&A
お店に依頼する場合、どのようにメガネを調整するのか、他店舗で購入したメガネは調整できるのかなど、気になることも多いでしょう。ここでは、メガネの調整に関するQ&Aを紹介します。
店頭での調整方法は?
メガネ店では、メガネの状態を把握した後に最適な調整が行われます。メガネの幅が、顔幅に適度な余裕があり、かつ後部に行くにしたがって「抱き込む」ようにすることが主な調整内容です。
他には、ネジのゆるみ・メガネの角度・メガネと目の距離の調整・ミミ周りの調整など、様々な視点から総合的にバランスを考えて調整します。
メガネ店ならプロ目線での調整をしてもらえるので、かけ心地の改善が期待できます。安心してメガネを預けられるでしょう。
メガネの調整は無料?有料?
メガネのアイガンでは、メガネを安心して購入できるアフターサービスを用意しています。フィッティングや調整、クリーニングなどの専門店ならではのアフターケアを無料で受けられるのが嬉しいポイントです。
店頭で対応できない調整や修理の場合は有料になるケースもありますが、メガネを購入したお店で依頼すれば交換部品の調達をスムーズに行えるため、短期間で修理を終えられるメリットも。
また、レンズやフレームの品質に問題があった場合は、お渡し日から1年以内なら無料で交換できます。急に度数が変化したり、メガネを調整しても目になじまなかったりした場合は、お渡し日から6ヵ月以内(18歳以下は1年以内)なら無料交換が可能です。
また、事故でメガネを破損した時は、お渡し日から1年間は半額で購入できます。
他店で購入したメガネも調整してもらえる?
メガネの調整は、買ったお店に依頼するのが一般的。ただし、チェーン展開のメガネ店なら、購入した店舗以外でも調整できる場合が多いようです。引っ越しなどをした時も、チェーン店なら安心して調整できます。
他のメガネ店で購入したメガネを調整してくれるお店もありますが、取り扱いのないメガネだと調整に時間がかかるなどの問題が出ます。また、自社ブランド品のみ取り扱う店舗では、自社製品以外は断わられることもあるでしょう。事前に店舗へ問い合わせるのがおすすめです。
メガネをズレたままにした場合のデメリットとは?
メガネの調整をせず、ズレたままにしていると、どのようなデメリットがあるのでしょうか。ここからは、ズレたままにすることで起こるデメリットを紹介します。
見え方に影響を及ぼす
メガネがズレていると、正常な視力の補正ができず、見え方に影響が出る場合があります。また、ピントの調整がうまくできないため、目の筋肉に負担がかかり、疲れやすくなることもあるでしょう。
頭痛や吐き気を引き起こすこともある
人によって差がありますが、ズレた状態のメガネをかけ続けるとレンズの位置が変わります。それに伴って度数にズレが生じ、見え方に違和感を抱くことも。見え方の違和感は自律神経に影響を与え、頭痛や吐き気の原因になる恐れがあります。
メガネの跡や痛みが生じる
メガネがズレると鼻パットの当たりが強くなり、メガネの跡がつく場合があります。さらに、テンプルがズレると耳が引っ張られ、痛みを感じることもあるため注意しましょう。
ピタリング(PITARING)
¥550 (税込)
メガネフレーム及びサングラス等のズレを軽減するための商品です。フレームへの取り付けは至って簡単!フレームの掛け外しもスムーズに行えます。仕事・勉強・釣り・ゴルフ及びその他スポーツなどのあらゆるシーンでご使用いただけます。
見た目の印象が悪くなる
ズレたメガネをかけていると、相手に「だらしない」と思われることがあります。無意識でメガネを直す仕草を繰り返し、悪い印象を与える可能性もゼロではないでしょう。
また、通常より上の位置にズレたメガネは、顔全体のバランスを崩します。重心が上にいくため、顔が長く見える場合も。見た目の印象を良くするためには、ズレを直してバランスを整えることが大切です。
メガネの調整はメガネ店でするのが安心
ネジのゆるみを始めとした簡単なメガネの調整は自分でも行えますが、メガネ全体のバランスを整える、ツル・鼻当ての調整や耳のかかりの角度修繕などはプロに任せるのが確実で安心です。より良い使い心地を求めるなら、メガネ店で調整してもらいましょう。
また、メガネを長く使うための定期的なメンテナンスも忘れずに。水洗いやクリーナーを使ったお手入れを行うと、メガネを長く愛用できます。こちらの記事も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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