【愛の眼の人。】specialist 01/鈴木 庸平 草加マルイ店 店長

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【愛の眼の人。】specialist 01/鈴木 庸平 草加マルイ店 店長
全国各地に存在する、愛眼のスペシャリストたち。抜きんでだ「技術力」や「営業力」などを持つ、彼らの特化したスキルの裏側にある、ひとりひとりの哲学をご紹介するシリーズ。第1回目は草加マルイ店の鈴木庸平店長。(所属・役職は2018年9月時点のものです)

お客様が見えなくなるまで。そのお辞儀は、目に見えない大きな価値となる。

え、もうお客様は見えなくなったのにまだお辞儀をするの?
その姿を見て誰もがそう思いました。
草加マルイの鈴木店長は、美しい姿勢で、長く深いお辞儀を終えると、
ゆっくりと頭を上げて売り場に戻っていきました。

「お客様が何気なく振り返った時に、お辞儀されているとうれしいじゃないですか。
それと、そのお辞儀を見た周りの方々が、このお店はきちんと接客してくれている。
行ってみようかなと興味をもってもらえて、新しいお客様につながってゆくんです。」
なるほど、お辞儀とはお客様への深い感謝だけではなく、
新しいお客様への橋渡しになることに気付かされました。
細やかな接客のひとつひとつのこだわりが、愛眼のファンを増やしてゆくのですね。

鈴木店長のこだわりは、お辞儀だけではありません。
例えばお釣りの向き。それは、とある老舗旅館のスタイルを取り入れました。
お札だけでなく、小銭の向きまでキチンときれいに揃える。
その小さな気配りに気づくお客様は必ず愛眼に大きな価値を
持っていただけるようになることを鈴木店長は知っています。
「他業種でもいい。いい接客を見たらそれをすぐ取り入れてトライしてみようよ。」
スタッフを引き連れて東京のアパレルショップに出向き、接客の研究をしたこともありました。

鈴木店長の深く長いお辞儀。
そこには、愛眼の売上とブランド価値の向上を支える、美しい姿勢がしっかりとありました。

のある鏡は、人の中にある。