アイマスクと言っても、使い捨てタイプから繰り返し使えるタイプまで種類が豊富です。まずはアイマスクの主なタイプとその特徴を紹介します。

いくつかある種類のなかでも手軽に使えるのが使い捨てタイプ。アイマスク1つ1つが個包装されており、開けると蒸気が出て温かくなるタイプのホットアイマスクの人気が高いです。

個包装されているものであれば、使いたいと思った時にすぐに使える他、持ち運びにも便利なので、外出先や旅行先で重宝します。

繰り返し使うタイプに比べると、1回あたりの価格は割高ではありますが、特別な準備などせずに使えるので手軽です。また、毎回新しいアイマスクを使えるので、衛生面においても安心できます。

何度も繰り返して使用できるタイプのアイマスクには、300回前後使用可能なものもあります。さまざまな商品が出ていますが、アイマスクの中に小豆やセラミックが入っているものなどが人気です。

温感タイプのアイマスクは、温めるために電子レンジが必要なことが多いので使う場所が限られてしまいますが、毎日使うことを考えるとコスパが良いでしょう。

充電タイプのアイマスクは、USBなどで充電して温めて使用します。電化製品に分類されるため1商品あたりの単価は高いですが、1度買えば半永久的に使えます。

温めるだけでなく、タイマー機能や温度調整機能が付いているものもあり、便利です。タイマーを設定して装着すれば、そのまま眠っても勝手に電源が切れてくれるので、電源を消し忘れることもありません。

アイマスクの効果は1つにとどまりません。効果をしっかり把握することで、上手にアイマスクを活用できるでしょう。ここでは、アイマスクで期待できる主な効果を紹介します。

遮光性の高いアイマスクは、外部からの光を遮断してくれます。光やまぶしさが気になって眠れない人は、安心して眠りにつけるでしょう。

光を遮断することにより十分なメラトニンが分泌されます。メラトニンとは、睡眠をコントロールしているホルモンのことで、それが分泌されると血圧やブドウ糖価・体温が低下し、眠りを誘ってくれるのです。

長時間にわたって近くのものばかりを見ていると、ピントを合わせるための毛様体筋が固まってしまい、疲れ目を引き起こします。この状態を放っておくと、眼精疲労になることも。

対策として、目を温めることが効果的です。目を温めると、目の周りの血行が良くなるだけでなくリラックス効果も得られます。また、毛細体筋の働きが戻り、疲労感が軽減するでしょう。

ドライアイとは、涙の量の不足や涙の質の変化によって障害を起こす病気のこと。ドライアイには、温感タイプのアイマスクがおすすめです。目を温めると脂の分泌が促され、その脂が眼球の表面を覆ってカバーしてくれます。これによって涙の蒸発を防げ、ドライアイに効果的です。

特にコンタクト使用者でドライアイに悩んでいる人は試してみると良いでしょう。

目の調整力低下によって引き起こされるのが老眼です。しかし目を温めることで、目の調整力低下を防げます。

寝る前に温感タイプのアイマスクなどを使って、10分間程度目を温めるのが効果的。翌日の夕方以降でも、目の疲れや視力の低下を感じにくくなります。続けることで効果をより感じられるので、継続することが大切です。

より高い効果を得るためには、アイマスクを正しく上手に選ぶことが大切です。ここでは、アイマスクの選び方を紹介します。

自宅で使うか外出先で使うかなど、使用シーンによってアイマスクのタイプを選びます。主に自宅で使う場合や、アイマスクの使用頻度が高い場合は、繰り返し使えるタイプを選ぶのがおすすめです。

外出先で使う機会が多ければ、持ち運びのことを考えてコンパクトなものや個包装されているものを選ぶと良いでしょう。耳にかけるタイプであれば、髪型が崩れる心配がないため外出先でも使いやすいです。

アイマスクの素材はさまざま。アイマスクは目に直接触れるアイテムなので、素材にも気を遣うとより快適に使用できます。

コットンやシルクなどの天然素材のものは、保温性・吸水性・通気性のすべてにおいて優れています。安眠目的で使用する場合は、アイマスクを長時間使用することになるので、通気性の良い素材のものを選ぶと良いでしょう。

また、洗える素材でできたアイマスクであれば、定期的に洗濯することで清潔に使えるというメリットもあります。

アイマスクには、温感・遮光機能があるものが多いですが、なかにはマッサージ機能が付いたものもあります。自分の目の状態に合わせて、好みの機能がついているアイマスクを選びましょう。

フィット感を重視することで、より効果的にアイマスクを使えます。

安眠用のアイマスクが欲しい時は、しっかりと光を遮断してくれるようなフィットするものを選びましょう。ただし、締め付けが強すぎると睡眠の妨げになり逆効果になることもあります。ほど良いフィット感のものを選ぶことが大切です。

ストラップは、耳に負担がかからないバックストラップタイプがおすすめ。長さが調節できるタイプであれば、よりフィットします。

アイガンではメガネやサングラス以外に、アイマスクも取り扱っています。最後に、アイガンのアイマスク「gruria(グルリア)」について見ていきましょう。

gruria(グルリア)は血行促進効果のあるアイマスクで、一般医療機器でもあります。天然鉱石由来の素材を使用しており、遠赤外線作用・輻射作用によって、目元に当てるだけで目の疲労回復・免疫力アップ・リラックス効果が期待できる優れものです。

個人差はありますが、gruria(グルリア)を付ける前と後では、血管の太さ・血流の速さ・体温の上昇に変化が見られるという実験結果もあります。その他にも、肌の弾力がアップし、化粧ノリの良さや肌のハリツヤを実感する人もいるそうです。

幅32センチの大きめサイズでしっかりと目元を覆ってくれるので、より高い効果が期待できます。また、洗えるアイマスクなので繰り返し使え、衛生面においても安心です。

値段：5,400円（税抜）

さまざまな効果が期待できるアイテム、gruria(グルリア)。目の疲れが取れない人やスマホ・PC・タブレットなどを長時間使用する人、肌の衰えが気になる人、冷え・肩こり・不眠に悩まされている人などにおすすめです。

1日何度でも使って良いgruria(グルリア)ですが、寝る前や休憩時間を活用して、1回あたり15分程度を目安に使うのがおすすめ。もちろん長時間の使用もOKで、就寝前にゆっくり目元に当てるのも良いでしょう。

gruria(グルリア)のお手入れは手洗いが基本です。表面についている面ファスナーを閉じた上で、ぬるま湯を使って洗います。洗い終わったら乾燥機にはかけずに陰干ししましょう。

目や目の周りの皮膚に異常がある時は使用せず、また、使用後に目や体に異変を感じた場合は、専門医に相談してください。

アイマスクは睡眠の質を上げたり、ドライアイや疲れ目といった目の不調を改善できたりなど、さまざまな効果が期待できるもの。スマホやPCなどを使うことが多い昨今には、正にぴったりのアイテムと言えます。いくつかの種類があるので、自分の用途や使い方に合ったアイマスクを見つけて、気になる不調を改善しましょう。