冬でも油断大敵!雪焼けの原因と症状、対処法を解説。日焼けとの違いは?

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冬でも油断大敵!雪焼けの原因と症状、対処法を解説。日焼けとの違いは?
雪焼けとは、雪による光の反射で肌にダメージが生じることです。降雪が多い街中やゲレンデなどでは特に注意が必要といわれています。肌トラブルにつながる前に、雪焼け対策をしておきましょう。今回は、雪焼けの原因や症状、日焼けとの違い、対処法などを中心に解説します。また、雪焼け対策に有効な愛眼のメガネも紹介します。

雪焼けが起きるメカニズム

まずは雪焼けが起きるメカニズムとして主な原因と、類似する日焼けとの違いをみていきましょう。実は日焼けよりも注意しなければならない特徴もあります。

雪焼けの原因

雪焼けは冬場に起こりやすい肌トラブルのひとつ。その原因は雪による照り返しです。雪が紫外線を反射させ、それを肌に浴びてしまうことによって炎症が起こります。冬は降雪を利用したウィンタースポーツも盛んですが、ゲレンデは雪の量・面積が多く、より雪焼けが生じやすいでしょう。

日焼けとの違い

雪焼けと似ているものに日焼けがあります。日焼けは日差しを浴びて肌に炎症を起こすことです。紫外線が肌に影響を与えて起こる点は日焼けも雪焼けも同じ。ただし、雪焼けは日焼けよりもダメージが大きいとも言われます。日焼けは上からの日差しが原因であることに対し、雪焼けは上からの日差しに加えて雪の照り返しがあるのです。

またスキーやスノーボードなどのゲレンデは標高が高い場所が多く、紫外線は標高が高い場所の方が多く降り注ぎます。つまり雪焼けは、日差しより紫外線を浴びやすい要因が多く、その紫外線量は日焼けの2倍とも言われます。

雪焼けの症状

雪焼けは基本的には日焼けと同じような症状が現れますが、雪焼け独特の症状もあるので注意が必要です。

肌に痛みや炎症などが生じる

雪焼けは日焼けのように、肌に痛みや炎症などを生じることが多々あります。これは紫外線の中のB波(UVB)によるものです。UVBはエネルギーが強く、肌の表面を傷つけます。これにより肌が「サンバーン」と呼ばれるやけど状態になると言われています。

肌が黒くなる

雪焼けは肌の色を黒っぽく変えてしまいます。これは紫外線に含まれるA波(UVA)の影響です。このUVAはメラミンを多く生成させるはたらきをもっているため、色素沈着の原因になると言われています。UVAは肌の表面よりさらに奥、真皮にまで届くので、時間が経ってからたるみやシミなどの肌トラブルとして出てくることもあります。

目に炎症・違和感・痛みなどが生じる

雪により目に紫外線を多く浴びることで、目にも炎症・充血・違和感・痛みなどさまざまな症状が発生します。「雪目」「雪眼炎」などと呼ばれるものであり、目の日焼けと言われることもあります。

雪焼けの予防法

雪焼けはまず予防が大切です。雪焼けを防ぐために有効な方法を紹介します。

日焼け止めを塗る

日焼けと同様に雪焼けも日焼け止めを塗るのが予防に効果的です。日焼け止め選びのポイントは、UVBとUVAのどちらからも肌を守ってくれるもの。UVBをカットする度合いはSPF値、UVAをカットする度合いはPA値で表現されます。強い紫外線を防ぎたいなら「SPF30」「PA+++」以上が推奨です。

また汗をかいたり時間が経ったりすると日焼け止めが落ちやすいので、こまめな塗り直しも大切です。ウォータープルーフや肌にやさしいタイプなど、商品によって機能性もさまざまです。

肌の露出を少なくする

肌を隠し、できる限り露出させないことも雪焼け予防に有効です。例えば顔はフェイスカバーやつばの大きい帽子、首はネックウォーマーやマフラーなどで紫外線を浴びないよう工夫しましょう。雪焼け防止だけではなく、防寒対策にもなります。

サングラスやゴーグルを着用する

雪焼けによる目へのダメージは、サングラスやゴーグルなどの着用で防ぎましょう。目をしっかりカバーできるよう、大きさやフィット感を考えながら選びたいところ。ウィンタースポーツの際は、ずれにくく、さまざまな方向からの紫外線を防げるゴーグルタイプも便利です。

雪焼けしたときの対処法

雪焼け対策をしていたけど焼けてしまった…ということもあるでしょう。雪焼けは速やかなアフターケアでダメージをできるだけ軽減することが大切です。

肌を冷やす

雪焼けによる肌の炎症も日焼けと同じように冷やすのが有効です。ほてりには水に濡らしたタオルや冷却材(布にくるんだもの)などを当てて熱をとります。ただし、炎症を起こしやけど状態の肌は非常にデリケートなので刺激は厳禁。冷却シートの直貼りなどは避けましょう。

保湿する

肌の熱がとれたら、保湿を行います。雪焼けでダメージを受けた肌は通常よりバリア機能が低い状態。さらなる肌トラブルにもつながりやすいので、保湿で肌を守りましょう。

乳液やクリームなどを使ってやさしく丁寧に、保湿でも刺激の強いものは避けます。体から失われた水分を飲み物で補給することも忘れずに。胃腸にやさしく、体に吸収されやすい常温のドリンクがおすすめです。

雪焼けから目を守る愛眼のサングラス

最後に、愛眼から雪焼け対策におすすめのサングラスを紹介します。冬の普段使いにぴったりなものやウィンタースポーツ時に便利なものなどを厳選。おしゃれなデザインでコーディネートのアクセントとしても使えます。

UV420&NIR-CUT SUNGLASSES UV-4218 GM(GR)(度なし)C-4

UVを約99.9%カットする他、HEV・ブルーライト・近赤外線なども大幅にカットできるメガネです。目と目周辺へのダメージ軽減に特化。目元のスキンケアを重視した、まさに雪焼け防止に嬉しいアイテムです。

冬場のタウンファッションにもぴったりはまります。薄色カラーのレンズを使っているので、濃いサングラスは抵抗がある人にもおすすめです。

価格:16,500円(税込)

UV420&NIR-CUT SUNGLASSES UV-4222 LIGHT BROWN/YELLOW BROWN HALF(度なし)C-2

UV(紫外線)を約99.9%カットしてくれ、目もとのスキンケアができるサングラスです。UV以外にも目に有害と言われるHEV・ブルーライト・近赤外線もカット。近赤外線はシワ・タルミの原因と問題視されているので、健康と美容維持も期待できます。

薄色カラーレンズ仕様で、必要以上に瞳孔を開かせず、有害光線を呼び込みません。大きすぎず小さすぎずお顔を上品に魅せるレンズサイズなので、普段使いもしやすいサングラスです。

価格:16,500円(税込)

WINDRUNNER WR-101SW-3 (度なし)

WINDRUNNERは愛眼の定番スポーツグラスのひとつ。こちらのアイテムはスポーツアイウェアブランド「SWANS」とのコラボシリーズです。アクティブなスポーツをする際の使いやすさ、かけ心地を叶えます。

紫外線や風・ホコリをしっかりブロックします。軽量かつフィットしやすいデザインで、負担やズレを気にすることなくアクティブに活動可能。ウィンタースポーツのおともにもおすすめです。

価格:9,900円(税込)

雪焼けは予防と対処法が大切!お肌も目も炎症から守ろう

雪焼けは日焼けと同じように健康面でも美容面でも大敵です。ダメージは日焼け以上とも言われているので、しっかり警戒するのが大切。

冬場は天候がぐずつくイメージもあり、紫外線対策はつい油断してしまいがちですが、予防方法やもしものアフターケア法を押さえておきましょう。日焼け止めやサングラスなど、便利なアイテムを使いながら、雪焼けからお肌も目もガードしてください。

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