サングラスはクリアなレンズのメガネとは異なるので「車の運転中にかけてもいいの？」「何か法律に違反するのでは？」と疑問に思う人も多いようです。まずは車の運転中にサングラスを着用することが法に触れるのか、運転中に使用するサングラスの基準などを解説します。

結論を言うと、基準に沿ったサングラスであれば、車の運転時にかけることは法律違反ではありません。

ただし、サングラスのレンズの濃さによっては、視界が確保しにくく運転に支障をきたす可能性もあります。サングラスが安全運転を妨げている状態だと、安全運転義務違反で取り締まりを受けることは考えられるでしょう。また視界が良好に確保できないサングラスをかけて運転すると、自分や同乗者を危険にさらすことにもなります。

安全に運転できるサングラスはJIS（日本産業規格）に合致したものです。JISではサングラスに次のような基準を設けています。

この基準における使用禁止は、路上での使用も禁ずるものです。よって運転中の使用も禁止されています。

車の運転中にサングラスをかけるメリットは、運転中に感じるさまざまな眩しさを抑えられることです。サンバイザーは車に備え付けられていますが、位置が固定されているため、眩しい光の方向によっては遮れません。

サングラスは顔に直接着用するため、どの方向からの眩しさにも対応可能です。日中の日差し、西日、夜間の対向車のライトなど、運転中は眩しさを感じる場面が多々あります。サングラスでこの眩しさを抑えれば、視界がクリアになり、信号・標識・注意すべき対象物などがよりはっきり見え、安全な運転につながりやすいでしょう。

車の運転中にかけるサングラスを選ぶ際の具体的なポイントを解説します。昼間と夜間、どちらの時間帯に着用するのかによって選び方が少し異なるので、自分の実際の運転をイメージしながら、ぴったりなサングラスを見つけましょう。

法律で定められている可視光線透過率とは、サングラスにおいてはレンズがどれだけ光を通すかを表す数値。JIS規格で言うところの視感透過率と同じ意味です。数値が低いほど光を通しにくくなります。

車の運転中にかけるサングラスを選ぶ時は、まずJIS規格の基準にマッチするものを選ぶことが大切です。昼間と夜間では可視光線透過率の基準が大きく異なるので、自分がサングラスをかけたい時間帯を意識しながら、適切な数値のものを選びましょう。

サングラスのレンズカラーは見た目の印象が変わるだけではなく、カラーによって見え方や光の遮り方など機能性にも違いがあります。昼間と夜間、それぞれの時間帯でマッチしやすいカラーも異なるので、運転する時間帯を踏まえながらカラー選びをするのも良いでしょう。

＜昼間におすすめのカラー＞

＜夜間におすすめのカラー＞

運転中に使うサングラス選びは、サングラスがもつ機能性に注目しながら選ぶのも良いでしょう。例えば偏光レンズ。偏光レンズとは、光の反射による眩しさを抑えてくれるレンズのこと。運転中にも役立つ機能と言えます。

ただし、偏光度と可視光線透過率の数値は反比例するので注意が必要です。偏光度が高く光の反射を強く遮りながら、可視光線透過率が高く光はしっかり取り入れる…というサングラスはありません。両方のバランスを見ながら選ぶことが大切です。

また普段からメガネやコンタクトなど視力の矯正を行っている人は、度付きサングラスを検討するのも選択肢のひとつです。度入りのカラーレンズにできるサングラス、メガネにクリップオンできるサングラスなど、さまざまなアイテムがあるのでぜひ検討してみてください。

運転中に使うサングラスは、必要な時にすぐ着用できるよう、車内に保管する人も少なくないようです。しかし、保管方法には注意が必要。具体的には車内の熱さでサングラスが変形・破損する可能性もあります。

夏場など暑い季節はもちろん、強い日差しで急激に車内の温度が高くなることも。サングラスを車内にむき出しで置くと熱の影響を受けやすいのでやめましょう。またダッシュボードの中も高温になりやすいのでこれも良くありません。

車内で保管したいなら耐熱性の高いサングラスホルダーやサングラスケースを使う方法も。ただしそれでも車内の温度によっては変形の恐れがあります。またサングラスケースに入れて自分で持ち歩けば、車内の熱の影響は受けないので安心です。

最後に愛眼からおすすめのサングラスを紹介します。愛眼には機能性はもちろん、見た目もおしゃれなサングラスが多数ラインナップ。ぜひ自分のお気に入りを探してみてください。

サングラスをかけながら目元のスキンケアも意識できるアイテムです。日の光は眩しいだけではなく、そこに含まれる紫外線が肌や目へダメージを与えます。高いUVカット率を有し、見えやすい視界とともに、スキンケアも叶えられる優れものです。

さらに同じく肌へのダメージになりやすい近赤外線を約50％カットする機能も付随。また着用時の上品な印象にもこだわり、絶妙なバランスでレンズサイズを設計しています。

価格：￥16,500（税込）

ふんわり優しいかけ心地にこだわった人気シリーズ「FUWATTY」のサングラスです。細めのメタルテンプルとやわらかさのある樹脂フレームが、繊細なサングラススタイルを実現。サングラスのいかついイメージが苦手という人にもおすすめです。

メガネのような雰囲気なので、運転中以外に普段使いしたい人や度付きサングラスを探している人にもマッチしやすいでしょう。

度付きレンズ付き価格：￥11,900（税込）

ねこ好きさんにおすすめしたいのが、ねこをモチーフにした「ねころりん」シリーズのサングラスです。こちらはクロネコモチーフで、黒を基調としたフレームやテンプルの先にある見た目も感触も可愛い肉球デザインなど、ねこ好きさんの心をくすぐるポイントが多数あります。

ねころりんの特徴である寝落ちしても大丈夫な弾力性と復元力もそのまま。機能性だけではなく、楽しく運転用サングラスを使いたい人にぴったりです。

WEB限定度付きレンズ付き価格：￥10,480（税込）

運転中の使用を想定し、見やすい・疲れにくいといった機能性をもたせたサングラスシリーズ「with Drive」。昼間も夜間も使用可能です。

従来のものより可視光線透過率がアップしているので、眩しさを軽減しつつより良好な視界を叶えられます。また運転だけではなく、夜釣りやナイトランなど、暗い中でのアウトドア・スポーツにも役立ちます。

価格：￥13,200（税込）

車の運転中にサングラスをかけること自体は法律上問題ありません。しかし、良好な視界が確保しきれないサングラスの着用は、安全義務違反に抵触する恐れがある他、交通事故のリスクも高まります。安全なサングラスを選ぶポイントとして、JISの基準やレンズカラーの機能などを把握し、快適な運転をサポートするサングラスを見つけましょう。

※こちらに掲載されている商品情報・価格・キャンペーンは掲載日時点での情報です。