子どものコンタクトレンズは何歳から?使用できるかの判断ポイントや注意点

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子どものコンタクトレンズは何歳から?使用できるかの判断ポイントや注意点
何歳から子どもにコンタクトレンズを使わせて良いか迷っていませんか?コンタクトレンズはメガネとは異なり目に入れるものなので、子どもが使用できるのかと疑問に思う人もいるでしょう。今回は、子どものコンタクトレンズの使用について、使用可否を判断するポイントや使用する際の流れ、注意点などを解説します。

コンタクトレンズは何歳から使用可能?子どもでも使える?

コンタクトレンズの使用に年齢制限はなく、何歳から使ってもルール違反とはみなされません。近年は、小学生のコンタクトレンズユーザーも出てきており、低年齢化が進んでいます。

ただし、現時点で子ども用のコンタクトレンズは販売されておらず、大人用に作られたコンタクトレンズを使用することになります。コンタクトレンズの使用には注意すべきことがいくつかあるため、一概に「小学生なら大丈夫」「何歳でも使える」とは言えないでしょう。医師と相談の上、子ども本人が使用ルールを理解できていることを確認した上で、使い始めるのが望ましいと考えられています。

子どもがコンタクトレンズを使用できるかの判断ポイント

ここからは、子どもがコンタクトレンズを使い始める際の判断ポイントを紹介します。どのようなポイントをクリアすれば良いか、具体的に確認してからコンタクトレンズの使用を検討しましょう。

ルールを守って正しく使用できる

使用可否を判断する際の大きなポイントとなるのが、コンタクトレンズの使用ルールを守れること。例えば、装用時間を超えたコンタクトレンズの使用は目のトラブルを誘発するリスクがあるため、避けるべきとされています。

また、安全にコンタクトレンズを使うには清潔な状態を保つことも重要です。一日使い捨て以外のコンタクトレンズは、毎日ケアをしながら使用しなければなりません。

上記のような使用ルールを守れないと、目を傷める可能性が高まります。子ども本人がルールを理解し、しっかり守れるかどうか確認しましょう。

目に異常があったときに伝えられる

コンタクトレンズの装用中は、目に異常が生じる場合があります。目の痛みや違和感など、異常を感じたらすぐ保護者に伝えられるか否かも判断ポイントです。

コンタクトレンズ装用中の異常を放置すると、重大なトラブルに発展する恐れもあります。子ども自身が目の異常を察知できるのに加え、速やかに保護者に伝えられる状態にあることが大切です。

保護者がフォローできる

子どもが適切な方法でコンタクトレンズを扱えるのに加え、常に保護者がフォローできる体制であることも重視しましょう。特に、コンタクトレンズの使用や管理に慣れないうちは保護者のサポートが必要不可欠。保護者も十分にコンタクトレンズの知識を深めるようにしてください。

メガネも併用できる

目の状態によっては、コンタクトレンズのみで視力矯正を行うのは難しく、メガネも併用した方が良いと言われています。また、コンタクトレンズには連続装用時間が決まっており、起床から就寝までつけっぱなしにするのは適切ではありません。

そのため、コンタクトレンズをつけていない時間はメガネを使うのが一般的です。メガネには装用時間のルールがなく、つけっぱなしでも問題ないとされています。その時々の状況に合わせてメガネを上手に併用できるなら、バランス良くコンタクトレンズを使えるでしょう。

子どものコンタクトレンズ使用の流れ

コンタクトレンズ使用までの流れを紹介します。子どもが問題なくコンタクトレンズを扱えると判断した際の参考にしてみてください。

眼科を受診する

まずは、眼科を受診します。視力検査を行い「視力矯正が必要な状態であるか」「矯正が必要な場合の度数はいくつなのか」「コンタクトレンズを使える状態なのか」といったことを診断してもらいましょう。

ただし、目の状態によってはコンタクトレンズの使用は難しいと言われる場合もあります。コンタクトレンズは医療機器であるため、自己判断に頼らず、必ず眼科を受診してください。

コンタクトレンズを選ぶ

眼科の受診が済んだ後は、コンタクトレンズ選びに入りましょう。コンタクトレンズにはソフトとハードの2種類があり、使い捨てソフトコンタクトの場合、使用期限も数年・1ヵ月・2週間・1週間・1日など商品によってさまざまです。

子どもが初めて使うなら、毎日のケアを必要とせず、破損しにくいワンデータイプがおすすめ。使い終えたらそのまま捨てられるので、常に清潔なコンタクトレンズを装用できます。

装用の練習をする

本格的にコンタクトレンズを使い始める前には、装用の練習が必要です。コンタクトレンズは目に直接レンズを入れるため、メガネより使うのが難しいと感じる可能性が高いでしょう。大人でも、最初は恐怖を感じたり、うまく入れられなかったりするケースが多いと言われています。

まずは、焦らず、落ち着いた状態で時間をかけながら正しい装用方法を練習してください。最初から長時間装用するのではなく、短時間からスタートして少しずつ慣らすのがおすすめです。

子どものコンタクトレンズ使用に関する注意点

コンタクトレンズを安全に使うには「定期検査を受ける」「目に違和感を覚えたら使用を中止する」といった対策が必要です。ここで解説する注意点は、子どもだけではなく大人も含めたすべてのコンタクトレンズユーザーが気を付けたいことでもあるので、確認しましょう。

眼科で定期検査を行う

コンタクトレンズの使用を開始した後も、眼科での定期検査は必須です。子どもが違和感を覚えていなくても、知らないうちに目のトラブルが生じている可能性があります。

また、視力が変わった場合はコンタクトレンズも度数を変更しなければなりません。定期検査をしていれば、こうした目のトラブルや視力の変化にも速やかに対応できます。

目に違和感を覚えたらすぐに使用を中止する

目に違和感を覚えたら、すぐ使用を中止することも大切です。「少しの違和感なら大丈夫」とコンタクトレンズを使い続けると、目のトラブルが悪化する恐れがあります。

コンタクトレンズは、常に快適な状態で使えなければ意味がありません。違和感が生じたら眼科を受診して、使用し続けても良いか判断をあおぎましょう。

初めて使う人におすすめ!愛眼のコンタクトレンズ

最後に、初めてのコンタクトレンズにおすすめしたい商品を紹介します。ケア不要で扱いやすいものや、メーカーのこだわりが詰まったものまで揃っているので、参考にしてみてください。

ワンデーピュアうるおいプラス(1箱/32枚入り)|シード

開発から生産まですべての工程を日本国内で行い、シードならではのこだわりが詰まったコンタクトレンズです。品質管理が徹底されており、信頼度の高いところが魅力。レンズの保存液には天然保湿成分を採用しています。

また、レンズには含んだ水分を留める素材を使っており、うるおいがしっかり意識されているのも嬉しいポイントです。使用後はすぐに捨てられるワンデータイプなので、子どもでも清潔に保ちやすいでしょう。

価格:¥3,190(税込)

ワンデーメニコン プレミオ(1箱/30枚入り)|メニコン

快適なつけ心地を追求した、日本製コンタクトレンズです。健康的にコンタクトレンズを使うには、レンズによる目の酸素不足を防ぐことが大切。本商品は、裸眼時と比べて97%の酸素を目に届けられます。

清潔な状態を保ちやすいワンデータイプでありながら、誰もが衛生的に使えるよう独自のパッケージを採用しているのも大きな特徴。子どもでも安心して清潔に使えるでしょう。

価格:¥3,970(税込)

子どものコンタクトレンズ使用は正しく取り扱えるタイミングで

コンタクトレンズに開始年齢の決まりはありません。ただし、使用上のルールを守ったり、目に異常があったらすぐ保護者に伝えたりなど、適切な取り扱いができるようになったタイミングで使い始めることが大切です。医師と相談の上、子どものコンタクトレンズの開始年齢について家族で考えてみてはいかがでしょうか。

※こちらに掲載されている商品情報・価格・キャンペーンは掲載日時点での情報です。