メガネ拭きの選び方|おすすめ素材や正しい使い方、洗い方を解説

目次
メガネ拭きが必要な理由

メガネを使うなら、メガネ拭きで正しくお手入れすることが大切です。メガネのレンズに砂ぼこりなどの汚れが着いた状態で、ティッシュやハンカチ、服の袖などで拭いてしまうとレンズに傷がついてしまいます。なぜなら、それらに使用している素材にはメガネを傷つけてしまうような固いものが使われていることがあるためです。また、汚れがさらに広がってしまう可能性もあります。
正しくお手入れをしないとメガネのコーティングが剥がれてしまったり、視界不良になったり、見栄えが悪くなったりしてしまうこともあるため、必ずメガネ拭きを使うようにしましょう。
メガネ拭きの選び方

メガネ拭きは、汚れがしっかりと取れる素材を選びましょう。またサイズやデザインなど、自分にとって使いやすいものを選ぶのもポイントです。
素材で選ぶ
メガネ拭きには、マイクロファイバーやセーム革(鹿革)、不織布などの素材があります。それぞれ特徴が異なるため、自分に合ったメガネ拭きを選ぶと良いでしょう。
素材 | 特徴 |
マイクロファイバー | メガネ拭きに使用される一般的な素材。 吸水性や速乾性に優れ、メガネに付着した皮脂汚れや汗などの水分もよく拭き取る。
洗濯しても傷みにくく、くり返し使えるのが魅力。価格も手ごろ。
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セーム革 | 鹿の皮で作られた素材。 しっとりとした手触りで、とてもやわらかく、洗濯をくり返していくと吸水性がアップする。
楽器や工芸品、腕時計などを磨くときによく使用される。
キョンセームと呼ばれているキョンという小鹿のものは高品質。
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ベリーマX | ナイロンとポリエステルの複合素材。 あらゆる汚れに対して使用でき、洗濯してくり返し使用できる。
花びらが咲いたような形状をしており、極細の繊維で傷をつけることなく、細かい汚れを取り除く。
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不織布 | アクリル系の極細繊維を折らずに熱や水の圧力でくっつけた素材。 小さな穴が空いているため、通気性や保湿性、吸水性に優れている。
ドライやウェットタイプがあり、マスクなどにも使用されている。
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大きさで選ぶ
大きなメガネ拭きを選べば、レンズの全体やフレーム部分も合わせて一気に拭けるので便利です。手全体にかぶせて使用できるので、誤って指や爪がレンズに触れる可能性も低くなります。自宅で使う場合は、30センチ前後の大きいサイズのものを選ぶと良いでしょう。
持ち歩きたい場合は、15センチ前後程度の少し小さめサイズがおすすめ。ポーチやバッグのポケットにも折り畳んで楽に入れられます。
使用目的で選ぶ
メガネ拭きを目的で選ぶ方法もあります。例えばメガネがくもるのを防ぎたいのであれば、くもり止め機能のあるメガネ拭き、お手入れの手間を省きたいのであれば、帯電を防いで汚れの再付着を減らす効果があるものなどがおすすめです。衛生的に使用したいなら、個包装された使い捨てタイプや、除菌効果が期待できるメガネ拭きが良いでしょう。
洗えるものを選ぶ
洗えるメガネ拭きを選ぶのもポイントです。メガネ拭きは汚れを取り除くアイテムなので、当然ながらメガネ拭き自体が汚れていきます。洗濯できるメガネ拭きを選べば、何度もくり返し使用できるでしょう。清潔に使用できるのはもちろん、メガネ拭きの性能の回復も期待できます。
素材によっては洗濯機で洗うことができず、手洗いのみの場合も。購入前に確認し、商品タグの洗濯表示をしっかり確認してから洗うようにしましょう。洗濯が面倒な場合は使い捨てタイプのメガネ拭きがおすすめです。
デザインで選ぶ
メガネ拭きにはおしゃれなデザインのものもあります。地図や名画、キャラクターなどデザインはさまざま。メガネ拭きがおしゃれだと、お手入れするのが楽しくなりますよ。
メガネ拭きの正しい使い方

メガネ拭きは、メガネのお手入れの最後に仕上げとして使用するのが正しい使い方。初めにから拭きをすると、メガネを傷をつけてしまう恐れもあるため、正しい使い方を覚えましょう。
から拭きの前に汚れを落とす
メガネには油膜などの汚れだけではなく、小さなホコリや塵などが付着しています。その状態でから拭きをしてしまうと、これらのゴミとレンズを摩擦させることになり、レンズに傷がついてしまう恐れがあります。
いきなりから拭きをするのではなく、水やクリーナーなどでレンズを洗って汚れを取り除いてから、メガネ拭きを使用しましょう。
仕上げとしてメガネ拭きを使用する
メガネ拭きはメガネの汚れを落とした後に、仕上げとして使用します。
<メガネのお手入れ方法>
- メガネについた汚れやほこりを水で洗い流す
- メガネクリーナーをメガネ全体に吹きかける
- メガネを指で優しく挟みながらクリーナーをすみずみまで行き渡らせる
- ティッシュでクリーナーを軽く押さえるように拭き取る
- メガネ拭きでレンズを拭き上げていく
メガネ拭きは、落ちにくい皮脂汚れなどを落としやすくする素材を使用しているため、力を入れず軽く拭き上げる程度で大丈夫。フレームや鼻パッドなどもしっかり拭き上げましょう。

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吹きつけて軽くのばし、乾いてから拭くだけ!レンズの表面にクリアな皮膜をつくり、くもり止め効果を発揮します。
メガネ拭きの洗い方

メガネ拭きは汚れを拭き取るためのものなので、ゴミやほこりがつきやすくなります。メガネを傷つけずにきれいにするためにも、メガネ拭きを定期的に洗うことが大切です。
洗濯機を使用する場合
洗濯機を使用する場合、衣類の繊維やホコリ、細かいゴミの付着を防ぐためにも洗濯用のネットに入れます。また中性洗剤やオシャレ着用洗剤を使用し、漂白剤や柔軟剤は使用を控えてください。
手洗いする場合
<手洗い方法>
- 40度くらいのお湯を入れた洗面器に洗剤を1〜2滴溶かし入れ、優しくもみ洗いする
- 洗剤が残らないよう、しっかりすすぐ
- 水気を切り、直射日光が当たらない風通しの良い日陰干しで乾かす
洗濯機と同様、中性洗剤かオシャレ着用洗剤を使用しましょう。もし汚れが落ちない時は、つけ置きするのがおすすめです。すすいだ後にねじって絞ると繊維の劣化の原因になってしまうので、タオルや手のひらで水気を切ってください。
愛眼おすすめのメガネ拭き
見た目がかわいらしいアニマルクリーナーシリーズや多機能のメガネ拭きなど、愛眼ではさまざまなメガネ拭きアイテムを取り揃えています。最後におすすめのメガネ拭きを紹介します。
アニマルクリーナー くろねこちゃん

ころんとかわいいねこの形をしたメガネ拭きです。おしり部分にメガネ拭きが隠れていて、さっと取り出しメガネレンズやスマホ画面をきれいにできます。キーホルダーとして取り付けたり、スマホのイヤホンジャックに装着したりできるので、バッグの中で迷子にならず持ち歩きやすいのも魅力。
ねこの他にも犬やカメ、カバ、カメレオン、カエル、ワニ、ペリカン、深海魚を展開しています。
価格:¥1,320(税込)
くり返し使える メガネのくもり止めクロス

メガネのくもりを解消できるクロスです。くもりだけではなく汚れもすっきり落とせ、クリアな視界を確保できます。クロス1枚で約25回使用可能。3枚入りなのでコスパにも優れています。
価格:¥418(税込)
テカリサラリ

ハンカチ(布)タイプのあぶらとりクロス。超極細繊維クロスがメガネについた皮脂を吸収します。布なので洗って何回も使用できるのも嬉しいポイント。
メガネ拭きとしてだけではなく、ファンデーションを崩さず顔のテカリや油浮きをササッとオフできます。
価格:¥876(税込)
メガネ拭きを正しく使って快適なメガネライフを

メガネ拭きは素材や大きさ、デザインなどさまざまな種類があるため、使う場面や用途に合わせて選ぶのがポイント。またメガネを永く使用するためには、正しくメガネ拭きを使うことが大切です。正しい使い方や洗濯方法を理解し、お気に入りのメガネ拭きで快適なメガネライフを送りましょう。
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