面長さんに似合うメガネを見つけるには、縦ラインをカバーできるメガネかをチェックするのがポイントです。まずは、面長さん向けのメガネの選び方について解説します。

顔の中でも、メガネから下の部分が長く見えないようにすることが大切です。縦幅がしっかりあるタイプのメガネであれば、かけた時にメガネから下の部分を短く見せる効果があります。

前から見たメガネ姿だけに着目しがちですが、横から見たメガネ姿も重要。横から見た時に、重心の位置が顔の真ん中付近に来ていれば、面長が強調されにくいです。ブリッジやテンプルが、低めの位置に付いているものを選びましょう。

面長の人はクールで知的な印象が魅力的です。その印象に合わせて、シャープなデザインのメガネを選ぶのも良いでしょう。そうすることで面長さんならではの魅力がより強調されますよ。

メガネのフレームはいくつかのタイプに分かれています。その中から、面長さんに特に似合うタイプをピックアップしました。ぜひメガネ選びの参考にしてみてください。

ウェリントンタイプは四角形型のメガネ。上のラインよりも下のラインが短めの大きいフレームが特徴です。縦幅が長めなので、顔の縦ラインをカバーして小顔に見せてくれる効果もあります。クラシカル且つクールな印象に仕上がり、どんなファッションとも相性抜群。ビジネス・プライベート両方のシーンで活躍するので、使い勝手が良いでしょう。

こちらは、性別関係なく使えるウェリントンタイプのメガネで、カジュアルにかけられるのが特徴です。テンプルはアール形状になっており、頭の後方から包み込むようにフィットします。鼻パッドは日本人の鼻に合うような設計です。また、耳掛け部分にはワイヤーが内蔵されているので、かける人に合うように細かく調整できます。

カラー：ブラック／ブラックマット／ブラック・クリアグレー／クリアダークブラウン・クリアブラウン／クリアネイビー・クリアブルー
価格：¥5,280(税込)

大きめの逆三角形をしているのがボストンタイプのメガネです。レトロな印象に見せてくれるだけでなく、丸みのあるフレームからやさしい雰囲気も感じられます。フレームの太さやブリッジの素材などの選び方で、個性を出せるのも魅力的。面長さんの中でも、よりシャープな顔立ちの人が特に似合いますよ。

ボストンタイプのメガネ。フレームには超軽量超弾性耐熱樹脂、テンプルにはベータチタンがそれぞれ採用されており、「軽い・薄い・しなやか」と3拍子揃っています。経年変化による緩みがないので、快適なかけ心地を長期間キープできるでしょう。男女ともにかけられる上質なデザインで、大人の雰囲気を演出できますよ。

カラー：BR（ブラウン×ライトブラウンシャーリング×ブラウンデミ）／LBR（ライトブラウン×ブラウンマット×パープルデミブラウン）
価格：¥16,500(税込)

アンダーリムとは、レンズの下部分にだけフレームがあるメガネのことです。上側にフレームがない分、顔の上部分を広く見せてくれるので、顔の縦ラインがあまり強調されません。また、フレーム自体にインパクトがあるため、顔の縦ラインそのものに目が行かないのもポイントです。

アンダーリムタイプのメガネです。軽量超弾性チタンがしなやかなかけ心地を叶えてくれます。細いリムなので、強度面で不安を感じる人もいるかもしれません。しかし、通常の2倍の強度のあるインバーターロー付けで頑丈に作られているため、安心して使えます。

カラー：ワインマット／ブラウンマット／ブラックマット
価格：¥19,980(税込)

面長さんに似合うメガネがある一方で、似合わないメガネもあります。面長さんが避けた方が良いメガネのデザインもチェックしておきましょう。

オーバルタイプは横長で楕円形のメガネのこと。縦幅が短い分、顔を覆う面積が少ないので、面長さんの顔の縦ラインをカバーしきれません。もし、オーバルタイプをかけたいのであれば、縦幅が少し広めのものを選ぶと良いでしょう。

スクエアタイプはウェリントンタイプと同様四角型のメガネですが、こちらは縦幅が短い長方形型をしています。そのため、顔を覆う面積が少なく縦ラインをカバーできません。縦幅が長めのスクエアタイプであれば似合うかもしれないので、試着してから判断しましょう。

ハーフリムタイプは、アンダーリムとは逆で、レンズの上部分にフレームがあるメガネです。フレームがある上部分のラインから下すべてが「顔の下部分」として見えるため、面長が強調されてしまいます。

メガネをかけた時でもおしゃれを楽しみたいもの。ここでは、メガネ姿をよりおしゃれに見せられる、メイクのコツを紹介します。

鼻あて部分など、顔の中でもメガネが直接肌に触れる所は、メイクが崩れやすいです。これは、肌から出る皮脂によるもの。メイク崩れさせないためには、皮脂をいかに防ぐかがポイントです。

まず下地には皮脂吸収効果のあるものを使い、その上から薄くファンデーションを塗ってください。メイク崩れしやすい鼻あて部分は、ファンデーションではなくコンシーラーを塗ります。固めのテクスチャのものであれば、よりメイク崩れを防げるでしょう。最後にパウダーで上から押さえれば完成です。

メガネをかけると目元を見られがちです。そのため、アイメイクにも気を抜けません。ポイントはマスカラ使い。まずは、ビューラーでしっかりとまつげを上げ、根本からしっかりとマスカラを塗りましょう。もし、マスカラによるレンズ汚れが気になるのであれば、ウォータープルーフタイプのマスカラを使うのがおすすめです。

眉毛は、「顔の印象を作るのは眉毛だ」と言っても良いほど重要なパーツです。メガネの上部分のフレームラインを意識して眉毛を描きましょう。眉毛の濃さは、フレーム幅や太さに合わせて微調整してください。

仕上げのチークは控えめに入れます。ナチュラルでありながらも、血色の良い顔になるように意識すると良いでしょう。メガネの下の辺りに、ぼかすようにして入れるのがおすすめ。ナチュラルに仕上がるだけでなく、メガネが汚れにくいというメリットもあります。

顔の縦ラインが少し長めな面長さんは、その長さにコンプレックスを持っている人が多いかもしれません。しかし、メガネの選び方次第で縦ラインをカバーでき、すっきりとした印象に見せられます。自分に似合うメガネを見つけ、あわせてメイクの仕方も工夫することで、おしゃれをもっと楽しみましょう。