メガネが壊れたり、傷がついたりしたタイミングで買い替えを検討する人が多いようですが、実はメガネには買い替えるべき時期があります。まずはメガネを買い替えるべき時期を見ていきましょう。

メガネの度数が合わなくなった時は、買い替えのタイミングです。

上記のような症状が起きている場合は、近視や乱視が進行して度数が合っていない可能性があります。メガネの度数が合っていないと、ものが見えにくくなるだけではなく、疲れ目や頭痛、肩こり、ストレスなどの症状を引き起こすことも。これは、目の筋肉や脳が見えないものを見ようとして必要以上に働いてしまうためです。

特に成長期の10代、老眼が進む40〜55歳は視力の変化が起こりやすいといわれています。普段より見えにくいと感じたらメガネを買い替えましょう。

メガネのレンズは経年劣化を起こすため、劣化が見られる場合は度数が合っていても買い替えましょう。メガネは使用しているうちに傷がついたり、レンズの表面に施されているコーティングが剥がれ落ちたり、水分や紫外線、熱などの影響を受けたりなど経年劣化を起こすものです。

無色のレンズの場合、白い紙の上に置いて黄ばんでいるかチェックすると経年劣化を確認できます。もしレンズが黄ばんでいたら、経年劣化が進行しているということ。視力が下がったと思っても実は経年劣化が原因で見えづらくなっていたということもあるため、新しいレンズに交換することをおすすめします。

フレームの劣化が進んできた場合も、買い替えるタイミングです。例えば傷がついている、パーツが黄ばんでいる、白く濁っている、ネジが回らない、メッキが剥がれている場合は、買い替えた方が良いでしょう。

フレームは肌に直接触れるため、皮脂や汗などの影響を受けやすく、使っているうちに劣化が進んでしまいます。フレームをよく観察し、傷んでいたり劣化していたりしたら買い替えを検討してください。

使い方や状態、素材にもよりますが、メガネの寿命は約2年といわれています。自分では気付かないうちにメガネが劣化していたり、フレームが歪んでいたりすることがあるため、寿命の時期が近づいてきたら上記で解説した内容とあわせて、買い替えを検討しましょう。

多くのメガネに使用されているプラスチックレンズの寿命は約2〜3年です。見た目ではわからないものの、コーティングの消耗や経年劣化、度数が合わないなどで寿命を迎えます。

レンズの色が紫外線の少ない場所では薄くなり、強い場所だと濃くなる調光レンズだと約4年が寿命といわれています。寿命を迎えると色が変化しにくくなり、中間色で止まる現象が起きてしまうでしょう。

釣りやスキーなどアウトドアで活躍する偏光レンズの寿命は約2年。2年ほど使用すると紫外線吸収の許容値を超えてしまうため、効果が薄れてしまいます。

フレームも種類によって寿命は異なります。例えばプラスチック製フレームなら、約2年で寿命を迎えます。

金属製のメタルフレームの場合、丁寧に手入れをすれば10年ほど使用できるでしょう。ただし破損や歪み、皮脂や汗などによる汚れ、メッキの剥がれによって早く寿命を迎えることもあります。

両手でかけ外しをしたり、正しく洗ったりするなどメガネを適切に扱えば、長持ちさせられます。毎日使用するものなので、正しい使用方法を守り、長持ちさせましょう。

メガネを外す時は必ず両手を添えて、顔の前にメガネを差し出すイメージで丁寧に行いましょう。片手で勢いよく外してしまうと、片側のテンプルやフレームに歪みが起きる可能性があります。両手を添えてゆっくり外すことで歪みを防ぎ、メガネを長く使用できるようになります。

長時間メガネを使用しない場合、傷や破損から守るためにもメガネケースにしまいましょう。その際、メガネ拭きでレンズを包んだり、ケースの底面にメガネ拭きを敷いてレンズが下向きになるように入れたりすると、フタを閉めた時の衝撃から守れます。

またテンプルは左側から先にたたみ、右側が上に来るようにするようにします。日本では右利きの人が多いため、動作がスムーズに行えるように作られているのが理由です。最近は左右どちらからでもたためるメガネも増えてきましたが、メガネの負担を減らすためにも左側から折りたたむと覚えておくと安心です。

テンプルの開け閉めが多いと、ねじの緩みや蝶番の劣化などが通常よりも早く起こる可能性があります。少しだけメガネを外す場合は、たたまずに置いておくのも長持ちさせるポイントです。

レンズは水洗いをしてからメガネ拭きで拭くようにします。かわいたレンズに砂ぼこりなどの汚れが着いた状態で、ティッシュやハンカチ、洋服の裾などで拭くと、メガネの表面を傷つけてしまう恐れがあります。またレンズのコーティングを剥がす可能性があるので、ボディソープや石鹸を使うのも避けた方が良いでしょう。

レンズを拭く際は、水で表面のゴミを洗い流し、水滴を取ってからメガネ拭きで拭きます。皮脂汚れは市販のレンズ専用クリーナーを使って、丁寧に落としてくださいね。

メガネのレンズを直接手で触らないようにしましょう。汚れや皮脂がつくとレンズに負担がかかったり、傷がついてしまったりします。メガネを扱う時はテンプルを持つ、指で触らないように意識することが大切です。

プラスチックレンズは高温に弱いため、お風呂やサウナで使用したり、炎天下の車内に放置したりしてはいけません。またプラスチックレンズに高温が当たると膨張する性質があるため、表面に施されたコーティングがひび割れを起こす恐れも。ドライヤーを使用する際は温風に当てない、加熱調理中も湯気などに気を付ける必要があります。

お風呂やサウナでメガネを使用しないと不便な人は、専用のメガネを使用しましょう。

愛眼では歪みや曲がりに強いメガネフレームを多数取り揃えています。その中でも曲げに強いメガネや、丈夫で長持ちする素材を使ったメガネを紹介します。

やわらかな印象を与えるボストンタイプのメガネです。曲げに強いスプリング素材、ねじれに強い筒型ジョイント、広がりに強い平ばねプレスを採用。テンプル両開き耐久性試験において、連続で10万回開け閉めしても異常が見られなかった丈夫さが魅力です。万が一、メガネに力が加わっても元に戻るのはもちろん、片手で外しても問題ありません。さらに抱込みテンプルによって、やさしいかけ心地を叶えます。

スプリングラス SP-0014M ボストン（度付き可能）【全４色】
価格：¥13,200（税込）

サイジングとカラーでポップでカジュアルな印象に仕上げた、ウェリントンタイプのメガネ。しなやかで使い勝手の良い樹脂素材「スーパーエンジニアリングプラスチック」を採用しており、機械的強度、耐摩耗性、耐熱性に優れています。軽量なのでかけ心地も抜群です。

POCOP P-309（度付き可能） 【全４色】
価格：¥16,500（税込）

丸みのあるスクエアタイプのメガネです。航空宇宙産業を始めとしたさまざまな分野で採用されているベータチタンを採用。特殊な加工技術により、丈夫で軽量なメガネに仕上げています。引張強度は最大50キロを誇り、軽さは驚きの5.7グラム。メガネの「ずれる・痛い・跡がつく」といった悩みも軽減します。

smart fit Slim&Light Design（度付き可能）SF-2006S&L【全３色】
価格：¥23,900（税込）

メガネは、使い心地や見え方などに合わせて買い替えをすることが大切です。メガネの状態が悪いまま使用していると、目や体に不調をきたす恐れもあるため、寿命を考慮しつつ適切なタイミングで買い替えなければなりません。メガネを長持ちさせるためにも、日頃からメガネを正しく使用するようにしましょう。

※こちらに掲載されている商品情報・価格・キャンペーンは掲載日時点での情報です。