いずれ訪れるからこそ知っておきたい老眼鏡の選び方

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いずれ訪れるからこそ知っておきたい老眼鏡の選び方
年々、近くのものがぼやけて見えるという方。それはまぎれもなく老眼のサインです。老眼を見て見ぬ振りをしていませんか。今回は老眼鏡の選び方についてご紹介します。

老眼鏡にどのような印象をお持ちですか?

ここで男女600名に、老眼についてアンケートした内容をご紹介します。

Q:あなたは、『老眼鏡』に対してどのような印象をお持ちですか。以下に挙げた項目に関して あなたのお気持ちに近いものをひとつずつお選びください。

大半の方々がそれぞれの質問に対して「どちらともいえない」と回答しているところをみると、みなさんまだ老眼鏡に対してそこまで意識をしていない様子。

それでも老眼はやってくる

「老眼」とは、加齢による調節力の低下から、細かい文字や暗いところ、疲れているときなど、見にくいものを見ようとして眼に近づけてもピントが合わない状態を指します。ピントを合わせる為には、目の水晶体の周りにある「毛様体筋」のはたらきで、水晶体を厚くしたり薄くしたりして光の屈折を変えてピント合わせを調節しています。「老眼」が進むと近いところを見たあとで遠くを見ると焦点が合いにくいこともあります。大体40代半ばくらいから老眼を自覚する人が増え始めます。

老眼とは無縁だと思っていた方も、いずれ老眼はやってきます。ぜひこれを機会に老眼について学んでみてください。

遠視と老眼は違う症状!

「屈折異常」からなる遠視と、年齢を重ねることによって、目の水晶体の弾性力が失われて硬くなり、毛様体筋の動きが低下することで充分なピント調節ができなくなる状態が「老眼」なのです。まったく調節しない時に網膜の後方でピントが合い、遠くを見る時は少しの調節で見え、近くを見る時は強く調節をしないとはっきり見えない「屈折異常」からなる遠視。遠くでも近くでも調節が必要になり疲れやすい目です。「調節力不足」からなる老眼はまったくの別物です。

ちなみに、もともと近視メガネを常用している方は、裸眼の状態なら近くにピントが合いやすく、水晶体の弾力性が低下しても近くが見えるので、遠視や正視の方と違い「近くを見る時にメガネを外す」行為で老眼を自覚する人がほとんどだそう。

正しい老眼鏡の選び方

まずは視力検査を受けることが大切

まずは自分の度数を知ることが大切です。老眼鏡は度数によって作るレンズのタイプや、必要な調整が変わります。

老眼鏡として一般的なものは、手元から遠くまで見える「遠近両用レンズ」があります。ほかにも、手元から3~5mがよく見える「中近両用レンズ」、手元から1m先までよく見えるデスクワーク向けの「近々両用レンズ」があります。

用途に合わせて選ぶのはもちろん、できればそれぞれのシーンに応じて老眼鏡のタイプを使いこなすのが理想的です。

既製老眼鏡でもいいの?

既製老眼鏡の多くが、大量生産で作られている為、目とレンズの距離が合わせられなくご自身に合わせて瞳孔の中心とレンズの中心位置を考慮しておらず左右同じ度数で作られており、雑貨屋などで販売されています。左右の度数が同じでない人が、既製老眼鏡をかけると、度数の差から眼を酷使してしまい、眼の疲れや肩こり、頭痛などの身体の不調につながることも。

はじめての老眼鏡は、メガネ専門店で視力を測り、スタッフと相談しながら選ぶことをおすすめします。

老眼は進行性

老眼は一度なったらそのままではなく、加齢にともない進行します。今までより見えにくくなったと感じた時だけでなく、定期的にメガネ専門店にて、老眼鏡をメンテナンスされることをおすすめします。

老眼は放おっておかないことが大切

最近近くのものが見えにくいなと思ったら、それを放置せず、迷わず眼科かお近くのメガネ専門店で検査をしてもらいましょう。まずはそこからです。