いずれ訪れるからこそ知っておきたい老眼鏡の選び方

目次
老眼鏡にどのような印象をお持ちですか?

新聞を読む老眼の女性
まずは、男女600名を対象にした老眼に関するアンケート内容を紹介します。
Q:あなたは、『老眼鏡』に対してどのような印象をお持ちですか。以下に挙げた項目に関して あなたのお気持ちに近いものをひとつずつお選びください。

老眼鏡に対する印象調査アンケート結果
※2019年 35~59歳の男女600名に実施
大半の人が各質問に対して「どちらともいえない」と回答しており、まだ老眼鏡を意識する状態ではありません。
それでも老眼はやってくる
老眼とは、近くの文字などにピントが合わない状態のことです。主に、加齢によるピント調節力の低下が原因と言われています。
ピントの調整は、目の水晶体周りにある毛様体筋が働き、水晶体の厚さと光の屈折を変えることによって行われます。老眼が進むと、近くを見た後に遠くを見た場合、焦点を合わせるのが難しくなることも。大体、40代半ば頃から老眼を自覚する人が増え始めます。
老眼とは無縁だと思っている人も、いずれ老眼はやってくるでしょう。ぜひ、この機会に老眼について学んでみてください。

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¥2,200 (税込)
愛眼のオススメ既成老眼鏡で近くの文字もはっきり!最近近くの文字が見えにくいと感じたらお試しください。正確判断するには店舗にて視力検査をオススメします。
遠視と老眼は違う症状!

本の上にあるメガネ
遠視と老眼の症状は似ていますが、原因が異なります。ここでは、遠視と老眼の違いについて紹介します。
屈折異常からなる遠視
遠視は、網膜のうしろ側でピントが合う眼球の屈折異常の状態を指します。遠くを見る際は少しのピント調整で済みますが、近くを見る際は強い調整を行わないとピントが合わなくなります。
近くても遠くてもピントの調整が必要になるため、目が疲れやすいのが特徴です。眼精疲労のために眼科を受診した結果、遠視が発覚することもあります。
調節力不足からなる老眼
老眼は、遠くは見えるのに手元が見えにくくなる老化現象のこと。40歳前後から始まる場合が多く、近視の人も含めて誰もが老眼になる可能性があります。
ピント調整に必要な水晶体は、年齢を重ねるうちに弾力が失われて硬くなり、毛様体筋の働きも鈍ります。目の機能低下によって、次第に必要なピント調節ができなくなるのが老眼の原因です。
「自分はまだ老眼ではない」と考えて無理すると、肩こりや眼精疲労、吐き気、頭痛などの症状が出る場合があるため、気を付けましょう。
ちなみに、近視メガネを常用している人は、裸眼の状態なら近くにピントが合わせやすくなると言われています。水晶体の弾力が落ちても元々の近視により近くにピントが合っている状態なので、遠視や正視の人と異なり「近くを見るためにメガネを外す」行為で老眼を自覚することが多いそうです。
正しい老眼鏡の選び方

本を読むメガネをかけた白髪の男性
毎日使う老眼鏡だからこそ、自分に合うものを選ぶことが大切です。ここでは、正しい老眼鏡の選び方を紹介します。
用途に合わせてレンズを選ぶ
まずは、自分の度数を把握しましょう。老眼鏡は、度数によって作るレンズのタイプや必要な調整が変わります。
一般的な老眼鏡に用いられるのは、手元から遠くまで見える「遠近両用レンズ」です。他にも、手元から3~5mがよく見える「中近両用レンズ」、手元から1m先まで対応したデスクワーク向け「近々両用レンズ」があります。
用途に合わせて選ぶのはもちろん、それぞれのシーンに応じて老眼鏡のタイプを使い分けるのが理想です。
例えば、パソコンやスマホを長時間使うことが多い人は、ブルーライトカット機能を備えた近近両用レンズがおすすめ。家事や料理などの室内作業には中近両用レンズ、車の運転などの日常使いには遠近両用レンズが役立ちます。
自分の度数に合った老眼鏡を選ぶ
既製老眼鏡は字のごとく、すでに度数レンズがセットされた完成品のため、瞳孔間の距離や目と光学中心点を合わせるのが困難です。左右同じ度数で作られているのも注意しておきたいポイントです。左右の度数が異なる人が既製老眼鏡をかけると、度数の差が原因で目を酷使し、肩こりや眼精疲労、頭痛などの不調につながることも。
初めての老眼鏡は、メガネ専門店で視力を測り、スタッフと相談しながら選ぶと良いでしょう。
フレームのかけ心地で選ぶ
毎日使う老眼鏡は、かけ心地にもこだわりましょう。鼻パットの調節が可能なタイプややわらかいテンプルが付いているタイプは、長時間着用しても痛くなりにくいとされています。
ズレが気になる時は、日本人もしくはアジア人の骨格に合わせてデザインしたフレームがおすすめ。必ず購入前に試着し、顔にフィットする老眼鏡かチェックしてください。
老眼鏡はデザインで選べる。オシャレで機能性が高い老眼鏡選びのコツを解説 - Aigan STYLE(メガネ・めがね)

メンテナンスできるものを選ぶ
老眼は、加齢に伴って進行します。「以前より見えにくい」と感じた時だけでなく、定期的にメガネ専門店で老眼鏡のメンテナンスを行いましょう。
メガネ専門店なら、見え方の確認なども丁寧にしてもらえます。アイガンでもフィッティングや調整、クリーニングなどは無料で行っているので、ぜひご相談ください。
既成老眼鏡と目に合わせて作った老眼鏡の値段の違いの理由とは?自分に合う選び方を知ろう - Aigan STYLE(メガネ・めがね)

アイガンおすすめのおしゃれな老眼鏡
アイガンには、おしゃれで見やすい老眼鏡が揃っています。初めて老眼鏡を作る人も、満足できる1本が見つかるはず。
POCOP ROUGE P-4102

軽くしなやかなフレームを備え、快適なかけ心地を叶えるメガネです。耐熱性、耐薬品性、耐摩耗性に優れたスーパーエンジニアリングプラスチック素材を採用し、日常使いにぴったり。鼻にパット跡が付きにくいのに加え、パットに化粧汚れが付きにくいため、女性にもおすすめです。
価格:¥16,500(税込)
smart fit クラシックデザイン SF-6004M

弾力性と耐性に優れた、軽量で壊れにくいメガネです。丸過ぎずスッキリとしたデザインが特徴的で、クラシカルな雰囲気が漂います。鼻パットを支えるアームには、安定性の高いパーツを採用。丁番ワッシャーにテフロン加工を施し、スムーズなテンプル開閉を実現しています。
価格:¥23,100(税込)
眼鏡専門店の読書グラス GR18-BK

アイガンのこだわりを詰め込んだ、既製老眼鏡です。日本人の顔にフィットする設計に加え、軽さ、快適なかけ心地、使い勝手の良さを備えています。お手ごろ価格ながら、42%以上のブルーライトカットレンズを使用しているのも嬉しいポイントです。
価格:¥2,200(税込)
老眼は放おっておかないことが大切

パソコンを開いてメガネを取り目頭をおさえる男性
「最近、近くのものが見えにくいな」と思ったら放置せず、眼科かメガネ専門店で検査しましょう。老眼鏡を選ぶ時は、度数だけでなく「用途に合ったレンズか」「かけ心地は良いか」「メンテナンスできるか」といったことも考慮することが大切。目を労るために、自分にぴったりな老眼鏡を選んでくださいね。
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