子ども用メガネを作る流れ・選び方。補助金やおすすめフレームも紹介

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子ども用メガネを作る流れ・選び方。補助金やおすすめフレームも紹介
子どもの視力が落ちた場合、眼科で検査をし、適切なメガネを作る必要があります。メガネは視力の矯正をし、子どもの大切な目を守ってくれます。しかし度数があわないメガネを作ると目に負担がかかってしまうことも。本記事では子ども用メガネを作るまでの方法や選び方、利用できる補助金、おすすめのメガネを紹介します。

視力低下した子どもにメガネが必要な理由

メガネをかけると視力が悪くなると考える人もいるようですが、メガネで近視が進むことはありません。むしろメガネをかけることが、子どもの目を守ることにつながります。まずは、視力が低下した子どもにメガネが必要な理由を解説します。

目の負担を軽減するため

メガネをかけずに、よく見えない状態のままでいると目に負担をかけ続けることになります。メガネの役割は視力矯正です。メガネによって視力を補うことで、目への余分な負担を減らせます。

子どもの目の発育のためには、目の状態と生活環境に合わせた「適切な矯正」をすることが何よりも大切。子どもにとって最適なメガネを用意してあげることが、目を守ることにつながるのです。

勉強や運動をスムーズに行うため

勉強や運動をする上で視力は必要不可欠です。視力が低下しているのにもかかわらず、メガネを使わずよく見えないままで過ごしていては、能力を充分に発揮できません。子どもの心身の発達のためにも、視力に合ったメガネを用意してあげましょう。

子ども用メガネを作る際の流れ

子ども用メガネは基本的に次のような流れで作ります。子どもが快適に使用できるメガネを作るため、どのステップも重要です。

1. 眼科を受診する

まずは眼科を受診して、子どもの目の状態を医師に判断してもらいます。視力は近視・遠視・乱視などだけではなく、病気で低下することもあるため、必ず眼科を受診しましょう。

2. 処方箋を持ってメガネ店に行く

受診した眼科で処方箋をもらい、それを持ってメガネ店に行きます。処方箋にはメガネを作る際に必要な度数やデータなどが記載されています。なお処方箋には有効期限があるので、発行されたら速やかにメガネ店へ向かいましょう。

3. メガネ店でフレームやレンズを選ぶ

メガネ店で実際にメガネをかけながらフレーム選びをします。子どもにとって使いやすいか、機能的か、似合うかなどが確認ポイントです。メガネ店のスタッフにサイズ・かかり具合などをチェックしてもらいながら、子どもの希望ともあわせてベストなフレームを選んでいきます。

例えば常時着用する、授業中だけかけるなど、どういった使い方をするのか伝えるとマッチしやすいフレームや度数を提案してもらえるでしょう。メガネは完成まで、在庫状況や店舗によっても異なりますが、早ければ即日、状況によっては7~10日間ほどかかります。

4. 完成したメガネのフィッティングをする

メガネが完成したら、店頭でフィッティングの上、細かい部分を調整します。完成したメガネはそのままの状態でバッチリ合うわけではありません。子どもの顔の幅や目の位置に合わせて、かけ心地を調整していく作業が必要です。

かけ心地の悪いメガネは着用中のストレスにつながるので、フィッティングは不可欠。また、メガネは使っている中でも歪みやゆるみなど不具合が生じやすいので、定期的に店舗でメンテナンスを行いましょう。

後悔しない!子ども用メガネの選び方

メガネをかける子どもが快適に過ごすためにはいくつかのコツがあります。子ども用メガネの選び方を紹介します。

子ども自身が気に入ったデザインを選ぶ

子ども用メガネは、本人が気に入ったデザインのものを選ぶことが大切です。初めてのメガネに慣れるまでは、戸惑うこともあるかもしれません。

そんなとき、「かわいい」「かっこいい」と子ども本人が納得して選んだメガネなら進んでかけてくれるはず。子ども用メガネを購入するときは、さまざまな色やデザインの中から楽しく選べる店舗がおすすめです。

サイズが合ってずれにくいメガネを選ぶ

子どもがずれや痛みを感じず、快適に過ごせるよう適切なサイズのメガネを選びましょう。メガネ選びのポイントは鼻パッドがしっかりフィットし、テンプルが耳のうしろにきちんとかかっていることです。

壊れにくいメガネを選ぶ

スポーツや学校生活などでアクティブに動く子どもは、大人に比べるとメガネが壊れやすいものです。耐久性やしなやかさなど素材にこだわったメガネを選ぶと壊れにくくなるでしょう。

愛眼の子ども用メガネはお子様が安心・快適にかけられる工夫がいっぱい。超軽量でやわらかな素材や、壊れやすい「丁番」部分に耐久性をもたせた構造など、長時間使用しても疲れにくく快適に過ごせるメガネを豊富にご用意しています。

目的に合ったメガネを選ぶ

子どもが使用する目的に合わせたメガネを選ぶのもポイント。スポーツをしているなら耐衝撃性が高く壊れにくいもの、テンプルや形状を調整できるものを選ぶと良いでしょう。また、スポーツ中に違和感がないよう軽量素材を採用しているメガネもあります。

愛眼のスポーツ用メガネアイガード「アイスポーツゼット」は、フレームも壊れにくく、また特殊なポリカーボネイトレンズを使用することにより、防汚撥水・耐衝撃に優れ、通常のフレームに比べ安全です。サッカーなどのアクションシーンに最適!

スポーツ用メガネ/アイスポーツゼット ZT-301AG(度入り可能)|愛眼公式オンラインショップ

薄型レンズ付き価格¥16,900(税込)

愛眼のスポーツ用メガネアイガード「アイスポーツゼット」は、フレームも壊れにくく、また特殊なポリカーボネイトレンズを使用することにより、防汚撥水・耐衝撃に優れ、通常のフレームに比べ安全です。サッカーなどのアクションシーンに最適!

年齢に合わせたメガネを選ぶ

子どもの年齢ごとの行動を配慮してメガネを選ぶことも重要です。子どもはメガネの扱いに慣れていないため、壊してしまう可能性もあります。

0~2歳はメガネをかけたまま寝転がることも多いでしょう。3~9歳は走り回ったり体をよく動かす遊びをしたり、活発な行動が多くメガネを破損しやすい場面も多々あります。壊れにくいメガネなど、丈夫さや安全面を配慮して選ぶことが重要です。

9歳~中学生くらいであればメガネの扱いも大人に近づくため、おしゃれなデザインなども選びやすいです。

子ども用メガネはどこで買う?メガネ店を選ぶポイント

子ども用メガネを選ぶ際は、最適なフィッティングを行えるお店がおすすめです。また、購入後のサポートについても調べておくと良いでしょう。

子どもに最適なフィッティングができるメガネ店を選ぶ

子ども用メガネを購入する際、きちんとフィッティングしてくれる店を選ぶことも大切です。メガネに慣れていなかったり、かけ心地が悪かったりするとかけるのを嫌がる子どもも少なくありません。

またせっかくメガネを作っても、かける位置が正しくないと適切な視力矯正ができなくなってしまいます。かけ心地の向上だけではなく、見え心地の向上のためにもフィッティングはしっかり行うことが大切です。

アフターケアが充実しているメガネ店を選ぶ

大人に比べて、子どもはどうしてもメガネの扱いに慣れていないため、曲げてしまうことがあります。子ども用メガネは、アフターケアが充実し、無料で再調整してくれるメガネ店で購入するのがおすすめです。

メガネの愛眼では購入後のレンズの見え方やフレームの品質などをサポートする「愛眼ジュニア保証」を用意しています。その他にもメガネの調整やクリーニングなど「5つの無料サービス」も受けられます。子どもが安心してメガネを使えるようアフターケアが充実したメガネ店を選びましょう。

通いやすいメガネ店を選ぶ

大人に比べ、子どもの視力は変わりやすいものです。メガネを購入した後も、定期的に度数が合っているかチェックする必要があります。また、フレームのゆがみや汚れなど、トラブルの際にはケアが必要。子ども用メガネは、何かあったときに気軽に通える店で購入するのが安心です。

愛眼おすすめの子ども用メガネ

メガネの愛眼では、かけ心地や機能面、デザインにこだわったメガネを取り揃えています。最後に、愛眼おすすめの子ども用メガネを紹介します。

My HoMiE(度付き可能)MH-001【全3色】

子どもならではの体の特徴や行動などを考慮しつつ、かけ心地とともにデザインにもこだわったキッズメガネです。フレーム表面のカラーと肌を明るく見せる裏面カラーのバイカラー仕様。自分の気に入ったメガネでなければかけたくない、という子どももきっとお気に入りを見つけられるでしょう。

薄型レンズ付き価格:¥16,900(税込)

carrot pipi(度付き可能)CP-304【全3色】

高品質な国産メタルフレームを採用した、飽きのこないシンプルなデザインの子ども用メガネ。頭の形や目の間の距離、行動など子どもの特性を考慮し、必要な機能をふんだんに盛り込んでいます。

薄型レンズ付き価格:¥16,900(税込)

kohoro(produced by GOSH) (Small Design) (度付き可能)KH-1110S【全3色】

ハウスブランド「GOSH」のデザイナープロデュースによるコラボメガネです。軽量で丈夫、さらに劣化の心配が少ないステンレス枠を採用。テンプルにかぶせられたアセテート生地により、上質な風合いのメガネに仕上げています。丈夫で、おしゃれなメガネをかけたいお子様にぴったりのメガネです。

薄型レンズ付き価格:¥16,900(税込)

POCOP P-2014S(度付き可能) 【全3色】

自動車用部品や電子・電気機器部品などに使用されているエンジニアリングプラスチック(エンプラ)を採用したメガネ。基幹部品にも使われていて、高性能と耐久性、安全性を兼ね備えています。どんな動きにも対応できるアイガンのSmall Designで、大切な目を守ります。

薄型レンズ付き価格:¥16,900(税込)

子どものメガネに関するQ&A

最後に子どものメガネに関するよくある疑問を、Q&A方式で紹介します。子どもの目の状態によっては助成金を利用できるので、該当する場合は要チェックです。

子どもにメガネが必要になる視力の目安はどのくらい?

一般的には視力が0.7以下だとメガネが必要だといわれています。学校でも視力測定を行いますが、スクリーニングが目的であり、正確な視力は計測できません。学校の視力測定では、視力をABCDの4段階で評価します。

A・・・視力1.0以上
B・・・視力0.9〜0.7に相当
C・・・視力0.6〜0.3に相当
D・・・視力0.2以下

B判定であっても、乱視や遠視があれば、実際はそれほど見えていない可能性もあります。また、目の病気が原因で視力が低下しているケースもあります。学校の視力測定でA以外の判定が出たときは、子どもが「ちゃんと見えているよ」と言っていても、一度眼科を受診するのがおすすめです。

眼科ではどのような検査をする?

眼科では視力検査の他に、眼圧や屈折を調べる検査があります。

<主な検査内容>
屈折検査:赤外光で屈折の度合いを測り、目の度数や形をおおまかに調べる。
眼圧検査:目の異常を知るために、目に空気をあてて眼圧を測る。
眼底検査:目の奥を見て、他の病気が隠れていないか検査する。瞳孔を広げるために目薬をさす場合もある。
視力検査:学校でよりも詳しく丁寧に視力を測定する。通常の視力測定の他に、文字や数字、赤や緑の背景に○印が書かれているものなどさまざまな種類がある。

これらの検査が終わり、メガネが必要だと判断されると処方箋を発行してくれます。近視・乱視の度数の他、瞳孔間距離なども書かれている処方箋の数値に合わせてメガネを作るため、大切に保管しましょう。

眼科を受診する際の注意点はある?

眼科を受診するときは、時間に余裕を持って受診しましょう。検査の内容や眼科の混み具合によっては、かなりの時間がかかることもあります。また、焦りや緊張で正しく測定ができないこともあるかもしれません。親も子どももお互いに心の余裕を持って検査を受けられるよう、スケジュールを確認して受診するのがおすすめです。

また、待ち時間にスマホやゲームをするのは避けてください。スマホやゲーム機の画面を凝視することで目の筋肉が緊張し、正しい視力を測れなくなるおそれがあります。

子ども用メガネに補助金はある?

健康保険加入者(健保組合・社保・国保・共済組合)で、子どもが9歳以下なら、弱視、斜視、先天性白内障術後などで治療用にメガネが必要な場合に助成金が出ます。助成金を受けるには、加入している健康保険に申請手続きが必要です。

詳しくは、こちらの記事を参考にしてみてください。

最適な子ども用メガネを選んで快適に過ごそう

子どもがメガネをかける際には眼科へ行き、適切な検査を行う必要があります。また、子どもがかけやすいメガネを選ぶことも大切です。メガネは視力矯正につながるだけではなく、快適に過ごすための大切なアイテム。子どもと話し合い、お気に入りのメガネを見つけましょう。

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