【皮膚科医が監修】日焼け対策はこれで◎紫外線を防ぐグッズやサングラス、日焼け後の対処法も紹介

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【皮膚科医が監修】日焼け対策はこれで◎紫外線を防ぐグッズやサングラス、日焼け後の対処法も紹介
日焼け止めやサングラスなどを使い、紫外線を防ぐことで日焼け対策ができます。日焼けは肌や目のトラブルを起こす要因にもなるため、しっかりと対策をしなくてはいけません。本記事では皮膚科医監修のもと、日焼け対策と効果的なグッズ、日焼け後の対処法を紹介します。

監修医師:水道橋ひふ科クリニック院長 神島輪先生

東京女子医科大学を卒業後、同大学病院皮膚科へ入局。シロノクリニック等多数の医療機関で経験を積む。
2019年5月より水道橋ひふ科クリニック院長に就任。

日焼けのメカニズムと対策のタイミング

日焼けの対策をする前に、日焼けのメカニズムについて知っておくことも大切です。まずは、日焼けとはどんな状態なのか、日焼け対策すべきタイミングとともに紹介します。

日焼けのメカニズム

日焼けとは、紫外線を浴びることで身体に起きる症状です。その症状は、皮膚が赤くなるサンバーンと、皮膚が黒くなるサンタンの2パターンあります。

日焼けを引き起こす紫外線には、UV-A・UV-B・UV-Cという3つの波長があり、そのうち日焼けに大きく関わるのは、UV-BとUV-Aの2つです。UV-Bは、サンバーン、サンタン両方の原因となるもので、皮膚に炎症を起こし、やけどをしたような状態になります。

もう1つのUV-Aはサンタンの原因になり、肌の表面だけでなく奥にある真皮にまで行き届き、ダメージを与えるのが特徴です。UV-Aを浴びるとメラニンが生成されるため、肌が黒くなります。

日焼け対策のタイミング

紫外線は4月〜9月にかけて強くなりますが、一年を通して降り注いでいます。そのため、秋や冬でも外出する際は日焼け対策が必須です。

また、紫外線は目にもダメージを与える可能性があります。目に紫外線を浴び続けると、充血したり、眼病を招いたりするおそれもあります。地面や建物に反射することもあるため、肌と目のどちらも気を抜かずに対策しなくてはいけません。

おすすめの日焼け対策

日焼け対策はさまざま。紫外線を防ぐのはもちろん、食事でのアプローチや目の保護も日焼け対策につながります。ここでは、おすすめの日焼け対策について紹介します。

紫外線を浴びる時間を減らす

紫外線を浴びる時間を減らす、肌の露出を減らして紫外線が当たる面積を少なくすることが日焼け対策に有効です。例えば、紫外線の強い10〜14時頃は外出を避けたり、なるべく日陰を選んで歩いたりすると良いでしょう。

顔の日焼けにはマスクや帽子、首にはストールや襟付きの服、腕にはカーディガンやアームカバーなどを使うと日焼け対策になります。

食事で紫外線のダメージを和らげる

日焼け対策には、体の内側からアプローチする方法もあります。紫外線のダメージを和らげるには、抗酸化作用のあるビタミンA・C・Eが含まれている食材の摂取を意識すると良いでしょう。

具体的な食材として、ビタミンAを含むニンジンやレバー、ビタミンCを含むイチゴやレモン、ビタミンEを含むアーモンドや卵などが挙げられます。ただし、柑橘系の食べ物などには、紫外線吸収率を高めるソラレンが含まれている場合があるため、夜に摂取してください。

目の日焼けを防ぐ

目を保護することも、日焼け対策として大切です。目から入った情報はすべて脳で処理されるもの。そのため、目から紫外線が入ると、まずそのことが脳に伝わり、紫外線に抵抗するためにメラニン色素を出すよう、脳が肌に指令を出すのです。それによって肌が黒くなり、日焼けを起こすといわれています。

日焼け止めを塗ることができない目には、サングラスを使った日焼け対策がおすすめです。UVカット機能がついているものを選ぶと良いでしょう。

紫外線を防ぐ!日焼け対策グッズ

紫外線を防ぐためには、肌や目を守る工夫が必要。日焼け対策グッズを取り入れて、紫外線を防ぎましょう。ここでは、日焼け対策に効果的なおすすめグッズを紹介します。

日焼け止め

まず、紫外線対策で取り入れたいのが日焼け止めです。日焼け止めに表示されているSPFは、紫外線のUV-Bへの効果、PAはUV-Aへの効果を指します。数値が高いほど紫外線を防ぐ能力が高まるため、通勤やレジャーなどのシーンに合わせてSPF・PAの日焼け止めを選びましょう。

クリームや乳液、ジェルなどテクスチャにもさまざまなタイプがあるので、肌質や使いやすさを考慮して選ぶのがおすすめ。また、動いたり汗をかいたりすることで、日焼け止めは落ちてしまいます。そのため、2〜3時間を目安に塗り直すとしっかりと日焼け対策ができます。

帽子

帽子は、髪や顔の日焼け対策に役立つアイテム。特に、UVカット加工がされている帽子だと効果を期待できるでしょう。折りたたみ式の帽子を使えば持ち運べるので、外出先でも使いたい時にすぐに取り出せます。また、両手が空くので、レジャーや荷物が多い時などに便利です。

日傘

日傘も肌や髪の日焼け対策に役立ちます。なかでも、紫外線カットの効果が高い素材が使われた日傘がおすすめ。地面からの照り返しも防ぎたければ、裏地が黒い傘を選ぶと良いでしょう。光そのものを遮ってくれるので、熱中症対策にもなります。

晴雨兼用タイプ・折りたたみタイプなど、使いやすさに合わせて選んでください。

アームカバー

暑い季節は肌の露出が多くなるので、手や腕が日焼けしやすくなります。アームカバーがあると、半袖の服を着ていても、サッと日焼け対策ができるので便利です。日傘のさせない自転車の運転中などにも活躍するでしょう。車の運転時なども実は日焼けしやすいので、アームカバーをしておくと安心です。

UVカットの衣類

パーカーやカーディガン、ストールなどは、UVカット機能を備えたものがたくさんあります。半袖を着る季節も、外に出る時だけサッと羽織れば、紫外線対策ができるでしょう。屋外だけでなく、冷房が効いた屋内でも活躍するのでおすすめです。

サングラス

目の日焼けを予防するためにはサングラスの使用が効果的です。紫外線カットの効果があるサングラスを選ぶのがポイント。

メガネのアイガンには、紫外線などの有害光線に特化したサングラスの取り扱いがあります。サングラス選びの際には、ぜひチェックしてみてくださいね。

目の健康と目元の美容を考えたサングラス「UV420 & NIR-CUT SUNGLASSES」シリーズ

メガネのアイガンではサングラスのラインナップが豊富です。そのなかでも目の健康や目元の美容を考えた「UV420 & NIR-CUT SUNGLASSES」を紹介します。

UV420 & NIR-CUT SUNGLASSESシリーズの特徴

「UV420 & NIR-CUT SUNGLASSES」シリーズは、メガネのアイガンオリジナルのレンズを採用したサングラスです。

日焼けの原因といわれている紫外線を約100%カットするだけでなく、目に見える光の中でも。眼の老化に影響するといわれている、高エネルギー可視光線(HEV)を約94%カットします。

また、紫外線よりも肌の奥深くまで到達して、シワやたるみの原因になるといわれている近赤外線を約50%カットし、目と目元の両方を守ってくれます。

UV420CUT+美肌 UV-4216 LBR

ブラウンのフレームにゴールドのテンプルを組み合わせたボストン型のサングラス。カジュアルさと品の良さを併せ持ったデザインでコーディネートのアクセントになります。ブラウン、デミブラウン、ダークブラウンの3色から選べます。

価格 ¥16,500(税込)

UV420CUT+美肌 UV-4209 DBO

フレームカラーとレンズカラーを合わせた統一感のあるデザイン。テンプル部分にゴールドのパーツが施されたボストン型のサングラスです。

価格 ¥16,500(税込)

UV420CUT+美肌 UV-4210 DBO

サイドからの光の侵入を軽減する遮光性の高い幅広テンプルが、気になる紫外線やHEV、近赤外線をカットします。ステンレス製の鼻あてパーツによって、まつ毛が当たりにくくなっているので、しっかりめのアイメイクをした日も安心です。

価格 ¥16,500(税込)

日焼け後に効果的な対処法

日焼けをしてしまった場合は、早急にケアしてあげることが大切です。最後に、日焼けした肌や目の対処法について紹介します。

炎症した部分を冷やす

日焼けで炎症した場合は、保冷剤や水で濡らしたタオルなどを使ってケアします。日焼けした肌に保冷剤を使う場合は、冷やしすぎ防止のためにタオルなどに包んでから使用してください。

日焼けで目が炎症した時は、水で濡らしたタオルやハンカチを使って瞼の上に乗せましょう。痛みや充血が見られる時は、そのまま休ませると症状が和らぎます。

肌を保湿する

日焼けした肌は水分が不足した状態なので、いち早く保湿してあげることが大切です。日焼けでダメージを受けた肌は敏感なので、肌を刺激しないように、丁寧に化粧水などを付けましょう。

生活習慣を整える

日焼け後は栄養や睡眠をしっかりとり、体の内側からケアすることも大切です。日焼け対策でも紹介した、紫外線のダメージを和らげる食べ物を摂ったり、夜更かしせずに早めに就寝したりするようにしましょう。質の良い睡眠は成長ホルモンの分泌を促して、肌の新陳代謝を高めてくれます。

目薬をさす

目を冷やしても症状が治まらなければ、目薬を使ってみましょう。なかでも炎症を抑える効果があるのは、硫酸亜鉛水和物成分が入っているタイプ。傷ついた組織を修復してくれる効果があります。それでも治らない時や異常を感じた場合は、迷わず眼科を受診してください。

万全な日焼け対策をして肌と目を守ろう!

日焼けによる肌や目のトラブルを回避するためには、日焼け止めやサングラスなどを使い、しっかり対策をすることが大切です。また、夏だけでなく、一年を通して日焼けするので、日頃から対策をしましょう。日焼け止めグッズを適切に使って、紫外線から肌と目をしっかり守ってくださいね。

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