コンタクトレンズの購入に処方箋は必要?もらう手順、購入の仕方など解説

目次
- コンタクトレンズを作る際に処方箋が大切なのはなぜ?
- 初めてのコンタクトレンズで処方箋をもらうべき理由
- 合わないコンタクトレンズを使用し続ける危険性
- 処方箋をもらった後に眼科以外で購入することも可能
- コンタクトレンズの処方箋をもらう手順
- 問診・検査
- 医師の診察
- コンタクトレンズの試着
- コンタクトレンズの決定
- コンタクトレンズの処方箋にかかる費用
- コンタクトレンズの処方箋に関するQ&A
- コンタクトレンズの処方箋に書かれているアルファベットの意味は?
- コンタクトレンズの処方箋の有効期限はどのくらい?
- コンタクトレンズの処方箋をもらったらネット通販での購入もあり
- 愛眼おすすめのコンタクトレンズ
- バイオトゥルーワンデー(1箱/30枚入り)|ボシュロム
- ワンデーピュアうるおいプラス(1箱/32枚入り)|シード
- 安心してコンタクトレンズを使うために処方箋を作ろう
コンタクトレンズを作る際に処方箋が大切なのはなぜ?

自分に合ったコンタクトレンズを作る際、大切なのが眼科で診察を受け、処方箋を発行してもらうこと。処方箋なしで目に合わないコンタクトレンズを使っていると、さまざまなトラブルを引き起こすこともあります。
初めてのコンタクトレンズで処方箋をもらうべき理由
コンタクトレンズは処方箋なしでも購入できないわけではありません。しかし初めてコンタクトレンズを作る際は眼科で診察を受け、処方箋をもらった方が良いでしょう。
コンタクトレンズは度数やベースカーブ、目の上でのレンズの動き方などを踏まえ、診察を経て医師が適切な数値を算出しなければ、自分に合ったものは見つけられません。眼科での診察なし、処方箋なしで自分の視力や角膜のカーブに合ったコンタクトレンズを作るのは困難です。
合わないコンタクトレンズを使用し続ける危険性
コンタクトレンズが目に合わないにもかかわらず、装用を続けると、頭痛や眼精疲労、レンズの種類によっては結膜炎や角膜炎などの原因になる可能性があります。
医学的にコンタクトレンズの装用ができない疾患もあります。眼感染症、前眼部の急性および亜急性炎症、角膜知覚低下、ぶどう膜炎などですが、眼科医はより詳しく診断できます。疾患に気づかず、放置したままコンタクトレンズを使用すると、症状が重くなり、失明などを引き起こす場合があります。
処方箋をもらった後に眼科以外で購入することも可能
コンタクトは処方箋をもらった眼科で必ず購入しなければいけないわけでもありません。眼科で診察を受け処方箋をもらった後、他の店やネット通販などで買うことも可能です。ただし、そのような購入の仕方が可能かどうかは眼科によるので、事前にチェックしましょう。
また、目の状態を確認するため定期的な診察は受けるという前提で、コンタクトレンズがなくなったら2回目以降は処方箋なしで買うこともできます。
コンタクトレンズの処方箋をもらう手順

次はコンタクトレンズの処方箋を発行してもらう際の、具体的な手順について紹介します。
問診・検査
初診の場合、受付で保険証を提出し「問診表」を受け取ります。問診表には、氏名、現在の症状などを記入し、診察を受ける理由を書く欄には「コンタクトレンズを初めて購入するため」と書きます。
受付に問診表を提出し、診察の順番になったら、まずは裸眼の視力検査、眼圧などの検査を行います。目の度数を調べる屈折検査とともに目の表面の形状(カーブ)を測ることで、目にフィットしやすいレンズの数値を出せます。
医師の診察
検査後は、医師の診察を受けます。先に行われた視力検査・屈折検査の数値の確認や、涙の状態確認、角膜に傷がないかの確認などが行われます。コンタクトレンズ装用に問題がない診断を受けたら、今度はコンタクトレンズの使用目的や疑問点などを話し合いながら、希望に合うコンタクトレンズの検討です。
コンタクトレンズの試着

候補が決まったら、コンタクトレンズを実際に装用して視力検査を行います。しっかり見えるかだけではなく、装着していて痛みや違和感がないか、目にフィットしているか、すぐ外れてこないかなども含めてチェックしましょう。
コンタクトレンズの決定
視力検査の後に再度医師の診察を受け、レンズが目に合っていると診断されたら、スタッフよりコンタクトレンズのつけ外しやケアの方法を教わります。つけ外しの練習終了後、正式にコンタクトレンズの決定となります。分からない点があれば、その場でしっかりと確認しておきましょう。
病院の混み具合にもよりますが、検査開始からつけ外しの練習終了まで約1~2時間かかるケースが多いです。最後に受付で診察料を支払い、処方箋を受け取ります。
コンタクトレンズの処方箋にかかる費用

コンタクトレンズの処方箋をもらう際は、処方箋用に特別な費用が発生するわけではなく、眼科の診察料のみ。診察料は初診であれば1,000~2,000円ほど、再診であれば300~1,000円ほどです。なお、この診察料は健康保険の3割負担が適用された金額です。健康保険証を持参しないと全額自己負担になってしまうので注意しましょう。
コンタクトレンズの処方箋に関するQ&A

コンタクトレンズの処方箋に関してよくある疑問を回答とともに紹介します。「これは何?」「どうすればいいの?」と思ったら確認しておきましょう。
コンタクトレンズの処方箋に書かれているアルファベットの意味は?
コンタクトレンズの処方箋では、度数やカーブの大きさなどがアルファベットを組み合わせた表記で示されます。主な種類は次の通りです。
POWER/PWR/P/D/SPH | コンタクトレンズの度数を表す。(+)が遠視用で(-)が近視用 |
BC | コンタクトレンズのカーブを表す数値 |
CYL | 乱視度数を表す表示 |
中心軸(AXIS) | 乱視の方向軸を表す数値。乱視用コンタクトレンズは横向きにならないよう方向軸が定められる |
ADD | 遠近両用のコンタクトレンズで表記される数値 |
コンタクトレンズの処方箋の有効期限はどのくらい?
コンタクトレンズの処方箋の有効期限は、発行する眼科によって異なります。短いところでは2週間ほど、長いところでは3ヶ月ほどです。有効期限が切れた処方箋は使用できず、再度もらい直しをしなければいけないので注意しましょう。
コンタクトレンズの処方箋をもらったらネット通販での購入もあり

コンタクトレンズの処方箋をもらったら、ネット通販やメガネ店の実店舗で購入するのも選択肢の1つです。特にネット通販には「好きな時に買える」「価格が安い」「商品を届けてもらえる」などのメリットがあります。ネット通販でコンタクトレンズを購入する流れは、以下の通りです。
1.眼科を受診
眼科で自分に合うレンズの種類や度数を調べてもらい、処方箋を受け取ります。
2.商品を選ぶ
ネット上の店舗で価格や特徴などを比べ、購入する製品を決めます。
注文の際は購入画面で、コンタクトレンズの処方箋の数値を入力し、注文します。
3.商品の検品
商品が届いたら、開封する前に箱に記載されている度数などが正しいかチェックします。
開封後は、返品不可の場合もあるため、必ず確認しましょう。
愛眼おすすめのコンタクトレンズ
最後に愛眼おすすめのコンタクトレンズを紹介します。愛眼では豊富な種類のコンタクトレンズを取り扱っています。愛眼の店舗はもちろん、オンラインショップでも取り扱っているのでぜひチェックしてみてください。
バイオトゥルーワンデー(1箱/30枚入り)|ボシュロム

世界で初めて、バイオ・インスピレーション(生体模倣技術)から生まれた独自素材を使用しているワンデータイプのコンタクトレンズ。角膜と涙を模倣する機能が、かつてない着け心地の良さを叶えます。
期間限定特別価格:¥2,420(税込)
ワンデーピュアうるおいプラス(1箱/32枚入り)|シード

開発から生産まですべて日本国内、厳しい検査・管理で高品質を実現したピュアシリーズの1日使い捨てコンタクトレンズです。保存液には天然保湿成分を使用、レンズも水分を引き寄せ留めやすい素材を使っていて、うるおいの持続にもこだわっています。レンズには表裏の見分けがつきやすいマーク入りです。
価格:¥3,190(税込)
安心してコンタクトレンズを使うために処方箋を作ろう

コンタクトレンズを作るための眼科受診では、医師の診察により適切な数値が記載された処方箋をもらえます。処方箋なしでコンタクトレンズを購入することも不可能ではないにしろ、目に合わないレンズでトラブルや疾患につながる可能性があるためおすすめできません。コンタクトレンズは、眼科検診で適切な数値や目の状態を確認し、処方箋をもらってから作りましょう。
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