メガネ跡の軽減方法は?原因を知って正しい対策を

目次
メガネ跡が付く原因とは

メガネをかけた際に跡が付かないようにするためには、その原因を押さえておく必要があります。まずは、メガネ跡が付く原因を解説します。
鼻パッドによる圧迫
メガネ跡の原因として多いのは、メガネに付いている鼻パッドが鼻の付け根を圧迫していること。それによって血行不良や色素沈着が起きてしまいます。
また年齢が高い人ほど新陳代謝が低い傾向があるので、より色素沈着が起きやすくなるのです。年齢以外にも冷え性の人・血流が悪い人も色素沈着が起こりやすく、メガネ跡が付いてしまいます。
メガネが顔に合っていない
メガネが自分の顔にフィットしているかどうかによっても、メガネ跡の付きやすさが変わります。顔にフィットしていないと鼻パッドが強く当たって痛みが生じ、その結果メガネ跡が残ってしまうのです。
仮にメガネを購入する時にしっかりフィットしていたとしても、使い続けることによってメガネの幅が広がったり、体型が変わって顔のサイズが変わったりすることもあるでしょう。そのような場合もメガネ跡が残りやすくなります。
メガネが重い
使っているメガネが重いと感じたことはありませんか。重いメガネを使っていると、その分鼻へかかる負担も大きいため、当然メガネ跡が付きやすくなってしまいます。
メガネ跡を軽減する方法

メガネ跡や色素沈着は、多くのメガネ愛用者を悩ませている問題ですが、少しの工夫でメガネ跡を軽減させられます。その方法を見ていきましょう。
メイクでカバーする
女性の場合、メイクの上からメガネをかけることも多いはず。鼻パッドが当たっている部分は跡が付くだけでなく、メイクがヨレやすくなります。この場合はヨレた部分や跡が付いた部分に、ファンデーション・ルースパウダー・コンシーラーなどを塗ってカバーしてみましょう。
マッサージをする
一度メガネ跡が付いて色素沈着してしまうと、すぐには改善されない場合が多いです。しかし、跡が付いた部分をマッサージすることによって、血行が良くなりメガネ跡を軽減できる可能性もあります。
クリームなどを使いながら、跡が付いた部分を指で優しくマッサージしてみましょう。蒸しタオルを使ってメガネ跡の部分を温めた上で行うのがおすすめです。より血行が良くなり、圧迫されたことによる痛みも軽減されます。
ピーリングをする
メガネ部分が黒ずむなどの色素沈着を起こしている場合は、ピーリングをしてみるのもおすすめです。ピーリングで肌表面の古い角質を取り除き、その後丁寧にスキンケアをしましょう。肌の新陳代謝が促されて、色素沈着を軽減できる可能性があります。
ただし、ピーリングを取り入れる場合はやりすぎに注意してください。週に1回程度を目安にすると良いでしょう。
スキンケアに力を入れる
マッサージやピーリングに加えて、スキンケアを並行して行うことも大切です。美白成分であるハイドロキノンやビタミンC誘導体などが配合された美容液を使ってみるのも良いでしょう。
ただし、美白成分が入った化粧品を使ったケアに即効性はありません。じっくりと使い続けることで徐々に効果が現れるので、途中で諦めずに長く使い続けましょう。
メガネ跡の対策方法

ここまで見てきたように、一度メガネ跡が付いてしまうとそれを軽減させるのはとても大変。メガネ跡が付かないように、事前にしっかりと対策をしておくことも大切です。
鼻パッドを変える/アイテムを活用する
メガネ跡には鼻パッドが大きく関わっている場合が多いので、鼻パッドの大きさを変えてみることで、改善される可能性が高いでしょう。
いくつかある素材の中でも、なるべく肌に優しい素材を選ぶのがおすすめ。特にズレが気になる場合はシリコンパッド、化粧崩れが気になる場合はCPパットなど、用途に応じて素材を選びましょう。またパッドのサイズもさまざまなので注意が必要です。使用しているメガネに付いていたパッドのサイズと合わせるようにしてください。
ただし、メガネによっては鼻パッドが交換できない場合もあるので、一度メガネ屋さんに相談してみましょう。もし鼻パッドの交換ができない場合は、鼻パッド部分に貼り付けるシールなどを使ってみても良いかもしれません。
軽いメガネに変える
メガネ自体に重さがあると、鼻部分に負担がかかりやすくなってしまいます。最近では、軽量設計のメガネも多く出ているので、メガネ自体の重さを軽くすることでもメガネ跡を防げるでしょう。
フレームを軽い物にしてもまだ重いと感じるようであれば、レンズを薄型にしてみると変化を感じられるかもしれません。
メガネを調整する
メガネが顔にフィットしているかどうかも、メガネ跡を防止するために大切です。しかし、メガネは使っているうちにネジが緩み、顔に合わなくなることもあります。その場合はメガネ屋さんに行って調整し直してもらいましょう。その際、メガネ跡が付いてしまうことをしっかりと伝えてください。
鼻パッドがないメガネを使う
鼻パッド部分をいくら工夫してもメガネ跡があまり軽減しない場合は、鼻パッドがないメガネに変えるのがおすすめです。フレームと鼻当てが一体化したメガネであれば、皮膚に接している面が広いことによって圧力が分散されます。その結果、跡が残りにくくなるのです。
メガネ跡が残りづらい、おすすめメガネ3選

メガネ跡を付きにくくする方法について見てきましたが、メガネの愛眼にはメガネ跡が付きづらいデザインのメガネが揃っています。その中から特におすすめの商品を3つ紹介します。
POCOP ENERGY PEN-1015

こちらのメガネには曲面形状の鼻パッドが付いており、鼻当て部分の痛みを軽減してくれます。また、使う人に合わせて、幅・高さ・距離などを細かく調整できる点も魅力的です。
鼻パッドだけでなくテンプルも調整可能なので、快適にメガネをかけられるでしょう。価格は薄型レンズ付16,500円(税込)。
POCOP ROUGE 4007

特に女性におすすめなのが、ブラウン系のフレームが揃ったこちらのメガネ。デザインはもちろんのこと、鼻にパッド外周の跡が付きにくくなっているので、メガネを外した時も跡が気になりません。
カラーは「ピンク/デミ」「ブラウン/ベージュ」「ブラウン/レッドミックスデミ」の3色展開で、ネット販売価格は16,500円(税込)。
カールフィット CF-024

軽い上に鼻当てとフレームが一体化しているため、メガネ跡が付きにくいメガネです。フリーサイズなので男女ともに使用できます。
カラーは「ワイン×ワイン 内側ライトピンク」「ネイビー×ネイビー 内側ブラウン」「ブラウン×ブラウン 内側ライトブラウン」「グレー×ブラック 内側イエローブラウン」「ワイン×ワイン 内側ピンク」の全5色で、ネット販売価格は5,280円(税込)。
対策を講じてメガネ跡を気にしない生活を

メガネ愛用者なら一度は気にしたことがあるメガネ跡。鼻パッドを交換すれば跡が付きづらくなり、マッサージやピーリングなどによっても、付いてしまったメガネ跡を薄くできます。上手に対策してメガネ跡を防ぎましょう。