マスクによる化粧崩れの原因や対処法。メガネ着用時の曇り対策も紹介

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マスクによる化粧崩れの原因や対処法。メガネ着用時の曇り対策も紹介
マスクが標準装備となった昨今。女性にとってはマスクの下のメイク崩れが気になるところです。そこで本記事では、化粧崩れが起きる原因とその対策について解説するとともに、メガネとマスクを併用した際の曇り・耳の痛み対策についてもあわせて紹介します。メガネのアイガンの便利グッズも紹介するので、マスク生活に取り入れてみてください。

マスク着用時に化粧崩れが起こる原因

マスクを付けるとメイクが崩れがち。メイク崩れの対策を取る前に、まずはメイクが崩れる原因を突き止めましょう。

呼吸による湿気・蒸れ

マスクを付けると、呼吸をする鼻と口や頬など顔の大半を覆います。すると、呼吸をするたびに吐き出される息の逃げ道がなくなり、マスク内がサウナ状態に。その湿気によってメイクが顔から浮き、化粧崩れを引き起こすのです。また、マスク内に熱がこもると汗をかきやすい状態になるので、さらにメイクが崩れやすくなります。

マスクと肌の摩擦

マスクをした状態で口を動かすと、それに伴ってマスクも一緒に動いてしまうもの。自分の顔のサイズとマスクのサイズが合っていないと、さらにマスクが動きやすくなります。マスクと肌の摩擦もメイクが落ちる原因の1つです。

肌の乾燥

マスク内は湿気がこもりやすいので、乾燥知らずと思われがちです。しかし、マスク内にこもった湿気の水分が蒸発する際に、肌の角質層にある水分を奪ってしまうため、肌自体は乾燥してしまいます。肌が乾燥しているとメイクノリが悪くなるだけでなく、化粧崩れを引き起こしやすいです。

化粧崩れを起こさずにマスクを付ける方法

化粧が崩れないようにするためには、メイク・スキンケアの仕方やマスクの付け方の工夫が必要です。ここではそれぞれの方法について紹介します。

スキンケアをしっかりする

化粧崩れを防ぐためにも、メイク前のスキンケアは欠かせません。乾燥はメイク崩れの原因になるので、スキンケアでしっかり保湿することが大切です。特に乾燥が気になる部分には、ピンポイントでクリームを塗っても良いでしょう。手が肌に吸い付くくらいにしっかりと浸透させるのがポイントです。

乾燥肌の人はヒアルロン酸・セラミドが配合されている化粧品を、敏感肌の人は低刺激タイプの保湿化粧品をそれぞれチェックしてみてください。

メイク方法を工夫する

メイクは、化粧下地→リキッドファンデーション→パウダーの順で行います。下地は、汗や皮脂に強いタイプを選ぶのがおすすめ。特に脂が気になる場合は、オイルフリータイプを選んでみましょう。

リキッドファンデーションは、顔全体に均一に伸ばすのがポイントです。肌の気になる部分にはコンシーラーを使い、マスクと触れる鼻・頬は薄めに塗ります。仕上げにはフェイスパウダーを使ってください。皮脂や汗を吸着してくれる役割があります。

アイメイクもマスクの隙間から漏れる湿気で崩れやすいです。アイメイクを薄めにするか、水に強いタイプのコスメを使うなどの対策をとります。また、メガネを着用する人は、マスカラがメガネに付かないように、ボリュームタイプではなくカールキープタイプのマスカラを使うと良いです。

マスクの付け方を見直す

肌とマスクとの間にできた隙間は摩擦の原因の1つ。正しくマスクを付けることで、隙間がなくなり摩擦を防止できます。各マスクのパッケージに書かれている付け方の説明を必ず読み、マスクの上下・表裏をしっかり確認しながら、正しい向きで付けましょう。

マスクを付ける時は、顔を覆ってから紐を耳に引っかけるのがポイントです。紐が伸びると隙間ができる原因になるので、装着時は紐を伸ばしすぎないように注意してください。また、大きいサイズのマスクも隙間ができやすくなるので、自分の顔のサイズに合ったマスクを使うことが大切です。

マスクとメガネを快適に併用する対策

マスクとメガネを併用する人も多く、その人達を悩ませているのがメガネの曇り。ここでは、メガネを曇りにくくする対策を紹介します。

鼻パッドを使う

メガネの曇りは、マスク上部と顔の間の隙間から息が漏れることが原因です。そのためマスクにできた隙間を埋めてあげれば一気に解決します。一番手軽なのは、鼻パッドの使用。鼻パッドをマスクに付けるだけで、簡単に隙間を埋められます。最初から鼻パッドが付いたマスクを選ぶのも良いでしょう。

マスクの内側にティッシュを入れる

鼻パッドがなければ、ティッシュでも代用可能。ティッシュを4つ折りにして、マスクの上部に設置するだけです。手持ちの物でできますし、交換もしやすいので手軽に試せます。

マスクの上部を折る

マスクに付けられるアイテムがない時は、マスク上部のワイヤー部分を少し内側に折るだけでも効果があります。折ることで、マスクの上に出ていく息の量を抑えられるでしょう。

メガネの曇り止めグッズを使う

曇り止め対策をしっかり行いたければ、曇り止めグッズを使うのがおすすめです。長時間効果が持続するタイプが多いので、マスクを付けるたびに対策をする手間が省けます。

スプレータイプやクロスタイプなど、曇り止めの種類はさまざま。持ち運びたい時はコンパクトサイズのスプレータイプを使うなど、使いやすさに合わせて選ぶと良いでしょう。

メガネのアイガンおすすめ!マスク・メガネ併用時に便利なグッズ

メガネのアイガンには、メガネの曇り止め防止アイテムやマスク着用時の不快感を改善してくれる便利アイテムが揃っています。最後に便利グッズを紹介します。

くり返し使える メガネのくもり止めクロス

メガネの曇りや汚れが気になる時に、ふき取るだけでレンズがきれいになり曇りを防止できるアイテムです。ドライタイプのため、曇り止めの成分でギトギトすることもありません。

繰り返し使え、1枚あたり約25回使用可能。3枚入りなので合計約75回使用でき、効果が長く持続するのでコスパが良いです。普通のメガネに限らず、PC用メガネや花粉用メガネにも対応しています。

価格:¥413(税込)

DEFO GUARD Ⅲ(強力くもり止めクロス)

レンズに息を吹きかけてから拭き上げるクロスタイプで、レンズに曇り止めを塗り込んだり、伸ばしたりする手間が省けます。1枚で約300回ほど使え、曇り止めの効果がなくなった後はメガネ拭きとしても代用可能なので経済的。

価格:¥990(税込)

メガロックM

マスクを付けていると悩まされるのが耳の裏の痛み。そんな痛みの救世主となるのがメガロックです。メガロックは本来メガネのずり落ち防止アイテムで、通常は突起部分を下に向けてメガネにセットします。耳の裏に突起が引っかかるので、メガネがずり落ちません。

しかし、通常とは逆に突起を上向きに付けて、その突起部分にマスクのゴム紐を引っかければ、耳に直接ゴム紐がかからないので耳が痛くなりにくいです。メガロックを前後に移動させれば、紐の引っ張り具合も微調整できます。

価格(1ペア):¥660(税込)

化粧崩れの原因と対策を知り、快適にマスクとメガネを併用しよう

メイク崩れが気になっても、マスクを取るわけにはいかないもの。崩れにくいメイクをしたり、マスクの付け方を見直したりすることによって、メイク崩れは防止できます。また、マスクとメガネの併用時に起こりがちなレンズの曇りや耳の痛みは、メガネのアイガンのグッズを使うことで解決します。化粧崩れやメガネ併用時の対策をとり、これからも続くマスク生活を快適にしましょう。