肌の紫外線対策をする人は多いですが、肌以外の部分も注意が必要です。実は、目も紫外線の影響を受けると考えられています。まずは、目に紫外線対策が必要な理由を紹介します。日頃から気を付けるためのきっかけにしてくださいね。

紫外線は黒目によって吸収されますが、すべて吸収しきれないと目の奥の網膜や水晶体に届く場合があります。

目は、替えのきかない臓器と言われています。生涯を通して目の健康を保つためには、紫外線ケアが大切です。

紫外線は肌に影響するイメージが強いですが、実は目も同様にさまざまな影響を受けると考えられています。例えば目に紫外線が入った場合、角膜が炎症を起こし、目の痛みや充血などの症状が出る場合がございます。

これは「雪目（電気性眼炎）」と呼ばれる目の病気。強い太陽光を浴び続けることで、角膜の表面が傷つくのが原因とされています。一般的には、強い紫外線を受けてから6時間から10時間ほどで充血や違和感、痛みを始めとした症状が現れます。そのため、スキー場や海水浴場など強い紫外線が目に入る恐れのある場所では、サングラスやゴーグルを使った対策が必要です。

目の異変を無視し、さらに強い紫外線を浴び続けると、積み重なった負担によって目の細胞を破壊する恐れがあります。その結果、白内障と言われる病気につながると言われています。

白内障は、眼球の水晶体が白く濁り、視力が低下する病気です。水晶体はカメラレンズのような働きを担い、外部の光を集めて視点を合わせる役割があると考えられています。白内障になると集めた光が正常に届かなくなり、視力の低下だけでなく視界が霞んだり、通常よりも光を眩しく感じたりといった症状が起きる可能性があります。

肌の紫外線対策を行っている人は多いですが、目への対策は忘れがち。
目から強い光が入ると「体内に紫外線が入った」と判断した脳が「メラニン色素を出そう」と肌に命令を下し、結果、日焼けの原因になることもあるので気を付けてください。日焼け止めで肌の紫外線対策を行っても、目に入った紫外線が肌トラブルにつながると考えられています。

しっかりとした紫外線対策のためには、肌と目の両方に意識を向ける必要があるでしょう。

目を守るには紫外線を浴びないことが最も有効な対策とされていますが、現実的には難しいですよね。顔や体に日焼け止めを塗るように、目もメガネや帽子などによる紫外線対策をしましょう。

太陽が低い位置にある朝・夕は、UVカット機能付きのサングラスやメガネをかけるのがおすすめ。ただし色の濃いサングラスは瞳孔が開き、サングラスと顔の隙間から多くの紫外線を浴びやすくなると言われています。同等のUVカット率なら、瞳孔の開きにくい色の薄いサングラスが良いでしょう。

また、紫外線はサングラスやメガネの隙間から侵入することがあります。隙間を作らないゴーグルタイプのサングラスまたはメガネをかけ、帽子と日傘を併用すると安心です。

UVカットタイプのコンタクトレンズは目に対する密着度が高く、紫外線対策に役立つと考えられています。「UVカットができるか」「カット率はどのくらいか」などの細かな点は製品によって変わるため、事前に確認してください。さらに対策をするなら、UVカット素材を使用した帽子や日傘を一緒に使用するとより効果的です。

紫外線を防ぐためには、長時間浴び続けないよう意識することが大切とされています。最も紫外線が強くなる午前12時あたりは、高い位置に太陽が上っているため、UVカット機能が付いたツバ広帽子や日傘が役立つでしょう。

肌に日焼け止めを使うように、目には紫外線対策用のメガネやサングラスを取り入れるのがおすすめです。

メガネのアイガンが提供するUV420シリーズは、紫外線カットに加え、目に老化影響を与えると言われているHEV光線を軽減する働きを期待できます。

通常、紫外線カットとは400ナノメーターまでの光線をカットするものを指すことが多いですが、UV420シリーズはそれ以上の機能を実現。最後に、そんなメガネのアイガンの紫外線対策用メガネを紹介します。

紫外線だけでなく、可視光線HEVもカットするサングラスです。目元のシワやたるみ、シミ、そばかすの原因とされる近赤外線もカットするのが嬉しいポイント。肌と目に優しいサングラスを求めている場合にいかがでしょうか。

■カット率
紫外線：約100%
HEV：約94%
ブルーライト：約40%
近赤外線：約50%

価格：¥16,500（税込）

可視光線透過率84.7%で、夜間の運転にも使えます。特殊遮光素材を使用し、明るさを確保しながらまぶしさを抑えるのが魅力。雨の日のアスファルトやコンクリートの反射もカバーします。

■カット率
紫外線：99.9%
ブルーライト：50.4%

価格：¥11,000（税込）

紫外線が目に与える影響を考えると、太陽光が強い時は日焼け止めだけではなく、紫外線対策用メガネも必須アイテムの1つになるでしょう。正しい紫外線対策を行い、肌や目を紫外線から守ってくださいね。

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