登山にサングラスは必要?選び方やレンズカラーによる違いを解説

目次
- 登山でサングラスをかけるべき3つの主な理由
- 1.山は紫外線量が多く目にダメージを受けやすいから
- 2.目が疲れにくくなるから
- 3.アクシデントから目を守ってくれるから
- 登山用サングラスを選ぶ5つのポイント
- 1.軽めのものを選ぶ
- 2.フィット感やレンズの形状で選ぶ
- 3.UVカット率で選ぶ
- 4.視界の明るさで選ぶ
- 5.レンズの機能性を重視して選ぶ
- 登山用サングラスのレンズカラー
- グレー系
- ブラック系
- ブラウン系
- グリーン系
- イエロー・オレンジ系
- 登山用におすすめなサングラス&便利アイテム
- STRサングラス_1012 ROBIN
- STRサングラス_1011 CROW
- WINDRUNNER WR-101SW-1 (度なし)
- STORMRIDER(度なし) SR-010P[FASHION CURVE-2]ミラー偏光レンズタイプ【全2色】
- サングラスをかけて安全に登山を楽しもう
登山でサングラスをかけるべき3つの主な理由

「曇りの日の登山であれば、サングラスは不要」と思っている人もいるかもしれません。しかし、天候にかかわらず、登山をする際はサングラスが必須です。まずはその理由について見ていきましょう。
1.山は紫外線量が多く目にダメージを受けやすいから
サングラスをかける理由は、眩しさを軽減するだけでなく、山は標高が高くなればなるほど紫外線量が多くなる場所だからです。
紫外線量は、標高が1000m高くなるごとに約10%も増えると言われているため、登山中は目の角膜などがその紫外線のダメージを受けやすくなります。そのため、目を紫外線から守るためにも、UVカットのサングラスをかける必要があります。
2.目が疲れにくくなるから
サングラスをかければ山の斜面が認識しやすくなり、太陽の眩しさも軽減してくれるので目が疲れにくくなります。
目に疲れを溜めてしまうと、そこから回復させるにはかなりの時間が必要です。「多少の疲れくらいは平気」などと甘く考えずに、サングラスをかけるようにしましょう。
3.アクシデントから目を守ってくれるから
山を登っていると、突然強い風が吹いたり、砂埃が舞ったりなどのアクシデントに見舞われることも多いでしょう。
強い風や砂埃を目に直接浴びると、一瞬視界を失ってしまいます。足元が不安定な登山道で視界を失うことは命の危険に関わるので大変危険です。また、場所によっては木の枝が飛び出しているところもあり、それが目に刺さってしまうことも考えられます。
サングラスをかけていれば、このようなアクシデントや危険なものからも目を守れます。
登山用サングラスを選ぶ5つのポイント

登山用サングラスを選ぶ際にはいくつかのポイントがあります。ここでは、サングラスを選ぶ際に大切な5つのポイントを紹介します。
1.軽めのものを選ぶ
サングラスは顔に装着するアイテムなので、いかに快適にかけられるかが重要なポイントです。まず押さえておきたいのは「軽いサングラス」であること。軽いものであれば、耳や鼻にかかる負担が少なくなるため、長時間かけていても痛くなりにくいでしょう。
しかし、軽ければ良いというわけではありません。軽いだけでなく、重心のバランスが取れるサングラスがおすすめです。耳側に重心が来るタイプであれば、装着感が良いので快適にかけられます。
2.フィット感やレンズの形状で選ぶ
登山している間にずり落ちないか、痛みはないかなどフィット感をチェックすることも重要です。ノーズパッドやフレームが自分の顔に合っているかをチェックしましょう。また、広い視野を保てるようなレンズの形状を選ぶこともポイントです。
サングラスは、一般的なメガネと同じ形をしたタイプと顔の形に合わせてカーブしたスポーツタイプに分かれていて、スポーツタイプだと広く視野を保てる他、ほこりや光などからも目を守ってくれます。カーブしているため、顔のラインにフィットしやすく、ズレにくいのが特徴です。
スポーツサングラスのメリットと正しい選び方を解説!おすすめサングラスも紹介 - Aigan STYLE(メガネ・めがね)

3.UVカット率で選ぶ
紫外線透過率1%未満、つまりUVカット率99%以上のレンズを選ぶのもポイントです。薄い雲だと紫外線の種類のひとつであるUV-Bの80%以上が透過するため、空気中で散乱して届く紫外線量と太陽から直接届く紫外線量がほぼ同じになります。さらに、先述したように、標高が高くなるほど紫外線量もアップします。そのため、UVカット率の高いサングラスを使用すれば、紫外線量を軽減できるでしょう。
4.視界の明るさで選ぶ
眩しさを軽減するために、視界の明るさで選ぶことも重要です。視界の明るさはレンズが光を通す割合を示す可視光線透過率で判断できます。例えば、0%なら視界は真っ暗、100%なら裸眼と同じような見え方です。
快晴なら15%前後、曇りなら45%以上が良いとされますが、登山中は天候が変わることもあるため、30%前後のものを選ぶのがおすすめ。可視光線透過率が低いほど光をカットするため、レンズの色も濃くなり、高ければより光を通すのでレンズの色が薄くなります。ただし、可視光線透過率によるレンズの色の濃さとUVカット率は関係ないため注意しましょう。
5.レンズの機能性を重視して選ぶ
偏光レンズや調光レンズなど機能面に優れているレンズを選びましょう。偏光レンズは光の照り返しに効果的なレンズです。光の乱反射はチラつきが起こるので、目が疲れやすくなる可能性があります。偏光レンズであれば、入ってくる光を抑えながらも視界を確保できるので快適に過ごせます。
調光レンズは、紫外線の量に合わせてレンズカラーが変わります。その時々の状況に応じてレンズカラーが変わるので、サングラスを数種類持ち歩く必要もありません。調光レンズは外気温によって変化の仕方が異なり、暑いところでは変化が少なく、寒いところでは変化が大きくなるのが特徴です。
メガネがサングラスに変身!?1本で2役の「調光レンズ」とは? - Aigan STYLE(メガネ・めがね)

登山用サングラスのレンズカラー
サングラスのレンズにはさまざまな色があり、レンズカラーによって周囲の見え方が大きく異なります。登山する季節や時間帯、天気に合わせてカラーを選びましょう。
グレー系
グレー系のサングラスは、色調の変化が少なく、自然な視界で違和感なく使用できるのが特徴です。早朝から夕方まで対応時間も長く、目が疲れにくいでしょう。
ブラック系
ブラック系のサングラスなら、照り返しや強い光を軽減してくれます。ただし、樹林帯のような光量が少ない場所だと見えにくくなるので注意が必要です。
ブラウン系
ブラウン系のサングラスは、眩しさの軽減に加え、コントラストがはっきり見えます。歩きにくいゴツゴツしているような山道におすすめです。
グリーン系
グリーン系のサングラスは、木漏れ日などのちらつきを抑え、緑の美しさをくっきり見せてくれます。きれいな景色を楽しみたい人に向いています。
イエロー・オレンジ系
イエロー・オレンジ系のサングラスは、視界を明るくするレンズカラーなので、雨天や曇天時、薄暗い場所での使用におすすめです。ただし、色調の変化に違和感を感じる人もいるかもしれません。視界を明るくしつつ、色調の変化を抑えたいならピンク・パープル系を選ぶのも良いでしょう。
登山用におすすめなサングラス&便利アイテム

最後に登山に最適なメガネの愛眼のサングラスと便利アイテムを紹介します。それぞれ特徴が異なるので、どれが自分に適しているかチェックしましょう。
STRサングラス_1012 ROBIN

STRは、愛眼のハイパフォーマンス偏光サングラス「STORM RIDER(ストームライダー)」のデイリーラインとして誕生しました。乱射光などのカット率を示す偏光度は最高値の99%で、UVカット率はなんと99.9%。
光をカットする割合を示す可視光線透過率は、どんな天候でも使いやすいとされる22%です。普段使いにも適しているこちらのサングラスは、登山だけでなく日差しが気になるキャンプでも大活躍します。
STR-1012 ROBIN(度なし)【全4色】
価格:¥11,000(税込)
STRサングラス_1011 CROW

こちらのサングラスも偏光度が99%で、UVカット率が99.9%という高数値です。視線を下げても見やすい「スラントシステム®」が採用されているので、足元を確認することが多い登山やキャンプなど、アウトドアシーンにぴったり。快適なフィット感のノーズパッドと、幅・高低・奥行きが調節できるステンレス製アームが使用されているので、激しい動きをしてもズレにくくなっています。
STR-1011 CROW(度なし)【全4色】
価格:¥11,000(税込)
WINDRUNNER WR-101SW-1 (度なし)

メガネ店ならではの長年の経験とお客さまの声から生まれたスポーツサングラス。レンズやフロントカーブの傾斜角度が緩やかなので、前傾姿勢でも自然な見え方で快適に過ごせます。
さらに、幅・高低・奥行きの調整が可能なノーズパットが付いているのでかけ心地も抜群です。可視光線透過率26%、紫外線透過率0.1%なので紫外線はもちろん、風やほこりなどもブロックします。
WINDRUNNER WR-101SW-1 (度なし)
価格:¥9,900(税込)
STORMRIDER(度なし) SR-010P[FASHION CURVE-2]ミラー偏光レンズタイプ【全2色】

メガネと同様、耐久性や快適性、コストパフォーマンスの高いサングラスを作りたいという思いからできた愛眼人気のロングセラーモデル。かける人を選ばないファッション性の高いスポーツサングラスは、バランスの取れたハイカーブモデルのフロントデザインが魅力です。
ノーズパッドや耳かけラバーは交換可能なので、消耗しても安心です。
STORMRIDER(度なし) SR-010P[FASHION CURVE-2]ミラー偏光レンズタイプ【全2色】
価格:¥17,600(税込)
サングラスをかけて安全に登山を楽しもう

安全・快適に登山を楽しむためには、サングラスは必須。登る季節・時間・天気に合わせてサングラスを選びましょう。また購入の際は、実際にかけてみてフィット感などを確かめることも大切です。ぜひ自分にぴったりの登山用サングラスを見つけて、登山を楽しんでください。
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