【医師監修】冬も紫外線対策は必要?サングラスの必要性も聞いてみました!

目次
- 冬の紫外線対策の必要性
- —―夏より眩しいと感じない冬に、紫外線対策は必要なのでしょうか?
- —―夏と冬の紫外線量はどのくらい違うのでしょうか?
- ウィンタースポーツで注意したい「雪眼炎」
- —―スキーやスノーボードなど冬の雪山などでおこる「雪眼炎」について教えてください。
- —―雪眼炎になってしまったら、どのように治療するのでしょうか?
- 冬に行う紫外線対策
- —―冬の紫外線対策にはどんなものが有効でしょうか?
- —―1年を通して紫外線対策の重要性を教えてください。
- 愛眼おすすめの冬のサングラス
- UV420&NIR-CUT SUNGLASSES UV-4218 GM(GR)(度なし)C-4
- UV420&NIR-CUT SUNGLASSES UV-4222 LIGHT BROWN/YELLOW BROWN HALF(度なし)C-2
- WINDRUNNER WR-101SW-4 (度なし)
- 冬も紫外線対策をして肌や目を守ろう
水道橋ひふ科クリニック院長 神島 輪先生
東京女子医科大学を卒業後、同大学病院皮膚科へ入局。シロノクリニック等多数の医療機関で経験を積む。
2019年5月より水道橋ひふ科クリニック院長に就任。
冬の紫外線対策の必要性

夏のように眩しいと感じることがない冬。紫外線対策は本当に必要なのでしょうか。神島先生に冬の紫外線対策の必要性、夏と冬の紫外線量について伺いました。
—―夏より眩しいと感じない冬に、紫外線対策は必要なのでしょうか?
夏と比較すると少ないものの、冬も紫外線は降り注いでいるため、紫外線対策が必要です。
夏は日焼けをすることで紫外線によるダメージが目に見えてわかりますが、冬はダメージを受けていることに気づきにくく、いつの間にか多くの紫外線を浴びていることもあります。紫外線によるダメージに気づきにくい冬だからこそ、紫外線対策を意識することが重要と言えるでしょう。
スキーやスノーボードといったウィンタースポーツを行う場合は、特に注意が必要です。雪は紫外線を反射する特性があるとされるため、雪のある地面から紫外線が反射し、肌や目にダメージを与える可能性があります。直接太陽から浴びる紫外線と、雪の反射による紫外線の両方を浴びることになるため、ダメージが大きいのです。
また、冬は湿度が低い分、肌が乾燥しやすい季節です。乾燥した肌は普段よりも紫外線ダメージを受けやすいため、肌トラブルを引き起こすおそれもあるでしょう。
—―夏と冬の紫外線量はどのくらい違うのでしょうか?
気象庁が発表している「日最大UVインデックス(解析値)の年間推移グラフ」の東京の観測を確認すると、2024年で一番UVインデックスが高いのは7月の「7.2」。一番低いのは12月、1月の「1.7」です。単純に計算すれば、夏の紫外線の強さは冬の4倍以上であることがわかります。
あくまでも降り注いでいる紫外線の話であるため、冬に長時間紫外線を浴びれば、夏同様のダメージを受ける可能性はあります。冬は紫外線対策への意識が低くなりやすいため、外に出る時間が長い方はうっかり多くの紫外線を浴びているかもしれません。
ウィンタースポーツで注意したい「雪眼炎」

スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツで生じやすい「雪眼炎」。雪眼炎の症状や治療法について、神島先生に教えてもらいました。
—―スキーやスノーボードなど冬の雪山などでおこる「雪眼炎」について教えてください。
雪眼炎とは、紫外線によって角膜の表面が傷つくことで起きる病気です。晴天の雪原などで紫外線を長時間浴びることで発症するため、この病名がつけられ、「雪目(ゆきめ)」とも呼ばれます。
紫外線は日常的に浴びる光線ではありますが、必要以上に浴びてしまうと「目が充血する」「目がゴロゴロする」「涙が出る」「目が痛い」「眩しく感じる」といった症状が現れます。これらの症状は紫外線を浴びてから時間差で現れることが多く、潜伏期間が30分~24時間といわれています。
スキーやスノーボードを楽しんでいる時には自覚症状がなく、夜間になって目に違和感が生じるケースもみられます。紫外線を浴びている時には何も感じなくても、サングラスやゴーグルなどで目をしっかりと守ることが大切です。
—―雪眼炎になってしまったら、どのように治療するのでしょうか?
雪眼炎の治療には、角膜上皮の傷を改善するヒアルロン酸点眼薬と感染予防のための抗菌薬を点眼します。目の痛みを緩和に鎮痛薬を処方することもありますが、角膜の状態が落ち着くまでは効果が出づらく、痛みが数日続くこともあります。そのため、目を閉じた状態で安静に過ごすことも治療の一環です。
冬に行う紫外線対策

冬も紫外線に注意すべきことがわかったところで、具体的な冬の紫外線対策についても神島先生に伺いました。
—―冬の紫外線対策にはどんなものが有効でしょうか?
冬の紫外線対策も夏と同様です。日焼け止めを塗り、UVカットのアイテムを取り入れるのがおすすめです。具体的には、下記のような対策が挙げられます。
<冬の紫外線対策>
・日焼け止めを塗る
・日傘を使用する
・帽子をかぶる
・マフラーをする
・UVカット機能のある服を着る
・サングラスをする
・ウィンタースポーツではゴーグルをする など
冬も紫外線は降り注いでいるので、気を抜かずに日焼け止めを塗りましょう。冬も日傘をさすと紫外線対策になりますが、季節的に使用しづらいといったこともあります。その場合は、帽子やマフラー、UVカット機能のある服を着るなど、衣類や小物で紫外線をカットするのがおすすめです。
ゴーグルやサングラスをかければ、目元の紫外線対策になります。ウィンタースポーツではゴーグル、日常生活ではサングラスをかければ目元をしっかりと守れます。最近はライトカラーレンズのサングラスも多く、冬にかけていても違和感がないので取り入れやすいでしょう。
—―1年を通して紫外線対策の重要性を教えてください。
紫外線は1年中降り注いでいます。夏と冬で紫外線量に違いはあるものの、1年通して紫外線対策を行うことが重要です。特に冬は紫外線対策を意識しない方が多く、外で過ごしていたら、いつの間にか多くの紫外線を浴びていたといったこともあります。
紫外線は肌にダメージを与え、日焼けだけではなく、シミやそばかす、シワ、たるみの原因になります。また、紫外線によって眼病が引き起こされることもあるため、肌と同時に目元も守ることが重要です。肌の老化対策、目の健康維持のためにも、1年を通した紫外線対策を意識しましょう。
愛眼おすすめの冬のサングラス
最後に、冬の紫外線対策におすすめのサングラスを紹介します。紫外線カット機能を備えている点に加え、コーディネートの一部として取り入れられるおしゃれなサングラス、スポーツシーンでかけられるサングラスをピックアップしました。
UV420&NIR-CUT SUNGLASSES UV-4218 GM(GR)(度なし)C-4

目と目の周辺のダメージを防ぐことに特化した、サングラス。UV(紫外線)を約99.9%
カットする他、HEVや近赤外線といった有害光線やブルーライトからも目を守ります。トレンドのライトカラーレンズを用いたファッション性も高いサングラスで、冬場のサングラスとしても身に付けやすいでしょう。
価格:¥16,500(税込)
UV420&NIR-CUT SUNGLASSES UV-4222 LIGHT BROWN/YELLOW BROWN HALF(度なし)C-2

UV(紫外線)を約99.9%カットするのに加え、HEV、近紫外線、ブルーライトカットの機能も備えたサングラス。冬の紫外線から目を守るのはもちろん、コーディネートのアクセントとしてプラスできる、おしゃれなデザインが魅力です。ライトカラーレンズを採用しているため、目元の印象を残すことができ、冬にかけても重たい印象にならないのもポイント。
価格:¥16,500(税込)
WINDRUNNER WR-101SW-4 (度なし)

愛眼オリジナルブランド「WINDRUNNER」シリーズのスポーツサングラスです。こちらはスポーツアイウェアブランド「SWANS」とのコラボサングラスで、ライトカラーのミラーレンズが特徴。アクティブスポーツで使用できるように、紫外線カット機能に加え、風やホコリ、チリの侵入もブロックします。かけ心地にもこだわり、重さやズレを軽減するFIT機能も備えています。
価格:¥9,900(税込)
冬も紫外線対策をして肌や目を守ろう

紫外線は1年中降り注いでいるため、冬も紫外線対策をしっかりと行うことが大切です。夏のように紫外線ダメージがわかりにくい季節であるからこそ、気を抜かずに対策していきましょう。愛眼では、冬にぴったりなサングラスやスポーツサングラスも取り扱っています。用途に合わせたサングラスのご提案ができるので、ぜひお近くの愛眼でご相談ください。
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