サングラスレンズはどう選ぶ?種類やカラーレンズごとの特徴を解説!

目次
サングラスレンズの主な種類

サングラスをかけて微笑むカップル
車の運転中やスポーツをしている時などに、日差しによる眩しさを防ぐのがサングラスの基本的な役割。しかし、レンズにはさまざまな種類があり、選ぶレンズによって機能が少しずつ異なるのをご存じでしょうか。まずは、サングラスレンズの種類ごとに特徴や機能を紹介します。
カラーレンズ
カラーレンズは、眩しさを緩和することで視界を鮮明にする効果があります。アイガンで取り扱っているカラーレンズにはUVカット機能が備わっているため、紫外線対策にもなります。カラーレンズは機能性に優れているだけでなく、見た目にもおしゃれなのが魅力。レンズのカラーによってスマートに見せたり、スタイリッシュに見せたりと、イメージを変えられます。
また、透明なレンズでもUVカットレンズと書いてあるものであれば、紫外線はカットできます。
偏光レンズ
サングラスをかけていても、拡散したり反射したりした光のギラツキで見えづらさを感じることはありませんか?そのような光の乱反射が気になる時に活躍するのが偏光レンズです。
レンズに偏光膜と呼ばれる特殊なフィルターを挟み込み、一定方向の光だけを通すのが偏光レンズの仕組み。光を偏らせ光の拡散を軽減することで、快適な視界を実現します。一般的なカラーレンズに比べて、水面の反射や映り込みや木漏れ陽の拡散を抑えるのでフィッシングやアウトドアに最適です。
また、路面や自動車のガラスなどの反射対策として日中のドライブにもおすすめです。
アイガンで取り扱っている偏光レンズにももちろん、紫外線をカットする効果が備わっていますので、目の負担を軽減できますよ。
調光レンズ
調光レンズは、太陽光に含まれる紫外線や可視光線に反応して、カラーの濃淡が変化するのが特徴です。調光レンズが反応する光の量が多くなるほどレンズのカラーは濃くなり、少なくなるほど薄くなるという性質を持っています。そのため、日差しが強い屋外ではレンズのカラーが濃くなり、眩しさを軽減します。一方、日差しが届きにくい屋内ではレンズのカラーが無色透明に近くなり、視界が明るく保たれます。
その他、気温の影響を受けやすいのも調光レンズの性質です。気温の高い夏はレンズのカラーが薄く、気温の低い冬はレンズのカラーが濃く発色します。
アイガンで取り扱っている調光レンズは全て、紫外線をカットします。
ミラーレンズ
ミラーレンズは、その名の通り鏡のように物が反射してレンズに写ります。特にベースのカラーが濃いほど鏡の効果が強くなり、反射してかっこいい印象になります。
単に見た目がかっこいいだけではありません。光を吸収することで、まぶしさを和らげる一般的なサングラスとは違い、ミラーサングラスはレンズに当たる光を反射することでより効果的に目を保護します。
但し、購入される方はあまり気にされないことかもしれないですが、「見る」ことよりも「見られること」を追求したレンズですので、ミラー加工をすることによってレンズ裏面(顔側)から入った光が反射しやすくなるので注意が必要です。
アイガンで取り扱っているミラーレンズには、紫外線カットが付いているので屋外でも安心です。
アイガンおすすめのサングラス3選
アイガンの扱うサングラスは機能性が高いもの、デイリー使いができるファッション性の高いものなど、バリエーション豊か。カラーレンズ、フレームともに種類が豊富なので、きっと気に入るサングラスが見つかるでしょう。ここでは、特におすすめのサングラスを3つ紹介します。
STRサングラス_1009 HAWK

偏光グラスを販売するアイガンには、オリジナルブランドである「STORMRIDER(ストームライダー)」が存在します。こちらは、その「STORMRIDER」のデイリー使いしやすいセカンドラインで、ファッション性にこだわった偏光レンズのサングラスです。
ウェリントン型のフレームは、ハリウッド俳優が身につけたことで有名になったものでもあります。カラーレンズとフレームカラーの組み合わせは全4色。レンズのカラーによって可視光線透過率や偏光度、UVカット率に違いはあるものの、どのレンズも機能性が高く優秀です。
価格:¥11,000(税込)
STRサングラス_1008 OWL

こちらも上記に続いて「STORMRIDER」 のデイリーラインであるSTRのサングラスです。フレームは、少し丸みのあるボストン型。若々しくアクティブな印象を与えます。
レンズカラーはマロンブラウンやスレートグレー、グラデーションになったブラウン、グレーの4色展開です。レンズのカラーによって雰囲気が大きく異なるので、なりたい印象に合わせてセレクトするのがおすすめです。
価格:¥11,000(税込)
カラーレンズごとの特徴

テーブルに並んだ色とりどりのサングラス
サングラスのレンズはカラーも豊富。そして、サングラスのレンズはカラーによって機能やかけた時の印象に違いが出ます。ここからは、サングラスレンズのカラーごとの特徴を解説します。
グレー系のサングラスレンズ
グレー系のサングラスレンズは光を均一にカット。まぶしさは抑えながら色調の変化は少ないので、自然な視界が叶います。
薄いグレーならクールに、濃いグレーなら大人っぽく…と、カラーの濃淡によって雰囲気が変わるのも魅力です。
ブラウン系のサングラスレンズ
波長の短いブルー系の光を抑え、視界のコントラストを高める効果があるブラウン系のサングラスレンズ。
ブラウン系は肌なじみが良く、見え方も黄昏時の色合いで違和感が少ないので、初めてのサングラスとしても取り入れやすいでしょう。
ブルー系のサングラスレンズ
眩しさを強調するとされるイエロー・オレンジ系の光をカットするのがブルー系のサングラスレンズ。イエロー・オレンジ系の光は波長が長いため、ブルー系のサングラスレンズを選ぶとコントラストを下げる効果が期待できます。
また、ブルー系はクールで涼しげな印象を与えるので、夏のサングラスとしてもおすすめです。
イエロー・オレンジ系のサングラスレンズ
イエロー・オレンジ系のサングラスレンズは、昼間の特定条件下ではコントラストを高める効果があります。これは、レンズの黄色が太陽光のブルーライトをブロックするため。ブルーライトは 可視光スペクトラムの中でも最もエネルギーが高く、波長が短い部分です。
シューティンググラスを使うと曇った空とのコントラストが上がり、対象が見えやすくなります。このため、特にハンターや射撃手に人気があります。
グリーン系のサングラスレンズ
ブルー系やレッド系の光をほどよく抑え、自然な見え方を叶えるのが、グリーン系のサングラスレンズ。
コントラストを下げすぎず自然な見え方で、まぶしさも防ぎます。海、山、空にと幅広い用途に使用できます。目元は肌色が明るく優しい印象になります。サングラスレンズのカラーに悩んだら、まずはグリーン系から検討してみてはいかがでしょうか。
サングラスのレンズのお手入れ・交換

お気に入りのサングラスを見つけたら、できるだけ長く愛用したいもの。普通のメガネと同様、サングラスもお手入れすることで綺麗な状態を保てます。最後に、サングラスのお手入れ方法や交換方法を紹介します。
サングラスのお手入れ方法
レンズの汚れが気になると、メガネ拭きなどで拭くお手入れをしている人も多いはず。しかし、いきなりメガネ拭きで拭き上げてしまうと、細かな傷の原因になりかねません。サングラスは外出時にかける場合が多いので、目には見えづらい砂やほこりがレンズに付着しています。
そのため、メガネ拭きで拭く前に簡単に水洗いし、砂ぼこりを落としてください。その後は、ティッシュなどの細かく柔らかい紙でしっかりと水気を拭き取ってください。油汚れにはメガネクリーナーとメガネクロスの使用がおすすめです。
自分でこれらのお手入れをするのが不安な人は、アイガンのクリーニングサービスを利用してみてください。アイガンでは、どなたでも無料でサービスを受けられますよ。
サングラスのレンズ交換は眼鏡店に相談するのが一番
お手持ちのサングラスのレンズカラーや度数を変えたい場合は、眼鏡店へ相談するのが安心です。
(※もし、そのサングラスのスペアレンズをお持ちでも、自己流でやってしまうとフレームやレンズを破損してしまう危険性があります。)
カラーレンズに交換するための費用は、レンズ代+作業代で1万円~が相場。アイガンならカラー、UVカット付、球面レンズで7,700円(税込)~交換が可能です。
目的に合ったサングラスレンズやレンズカラーを選ぼう

サングラスをかけて見つめ合うカップル
サングラスレンズは種類によってそれぞれ特徴があります。また、レンズのカラーは見た目の印象やファッション性に影響するので、たくさんのレンズから自分にぴったりのものを選ぶのはなかなか難しいものです。サングラスのレンズ選びに悩んだ時は、ぜひ眼鏡店へ足を運んでみてください。専門的な知識と客観的な判断から、最適なレンズをお選びいただけます。