メガネは専門店で直接買うイメージが強いですが、今は通販サイトでも簡単に購入できます。しかし、通販サイトでメガネを購入することに不安を感じる人もいるのではないでしょうか。まずは、通販サイトでも安心してメガネを購入するためのポイントを紹介します。

実店舗のある通販サイトなら、届いたメガネにトラブルが起こった時に修理や調整を行ってもらえます。さらに、家の近くに店舗があると便利です。購入店以外でも修理・調整ができる場合も多いですが、取り扱いのないフレームやレンズだと対応が難しい可能性もあるので、直接店舗で相談をしてみましょう。

メガネは視力を矯正するものなので、不具合があると見え方に大きな影響を与えます。実店舗と同様に、アフターサービスや保証が充実している通販サイトであることが大切。フレームの品質保証や、メンテナンスの無料・有料などを細かく確認してください。

ここでは、通販サイトでメガネを購入する一般的な方法を紹介します。

通販サイトのメガネ購入手順は、以下の通りです。

①メガネのフレームを選ぶ
ショップの通販サイトで、フレームの形状や素材、デザイン、カラーをチェックし、自分に合うものを選びます。自宅でフレームを試着できる通販サイトもあります。

②度数を入力する
自分の視力に合うメガネを作る場合は、メガネ用処方箋など、度数情報の分かるものを用意して入力します。

③購入
サイトによっては、購入前に会員登録が必要な場合があります。画面案内に沿って登録を済ませ、購入に進んでください。

通販サイトで自分の視力に合うメガネを購入する場合は、レンズの度数情報を入力する必要があります。ここでは度数情報についてパターン別に紹介します。

眼科で視力測定を行い、メガネ用処方箋をもらってから通販サイトにレンズの度数を入力してください。

眼科に行けば、視力測定だけでなく乱視や目のトラブルの有無などを調べる良い機会になります。快適なメガネ生活のため、必要な検査を行いましょう。

度数情報は、メガネを作る際にもらえるものです。メガネの作成経験がある人は、度数情報が残っているか確認してください。度数情報をなくした場合、メガネの購入店舗に問い合わせれば、データが残っている限り必要な情報をもらえます。

または、手持ちのメガネを持って行き、お店で度数情報を調べる方法も。通販サイトによっては、使用中のメガネを送り、同じ度数で新しいメガネを作ってもらえることがあります。

実店舗と異なり、試着しないまま購入に進む通販サイトでは、メガネを手に入れた後に失敗に気づくとがあります。ここでは、メガネの通販でありがちな具体的な失敗を紹介します。

メガネの見え方は、最も重要なポイント。メガネの度数や掛け具合（目との距離や焦点の位置など）が合っていない場合、見づらいだけでなく頭痛や吐き気の原因になることがあります。目の疲れにもつながるため、著しい違和感があったり、なかなか慣れなかったりした場合はメガネ店や眼科で確認しましょう。

通販サイトではパソコンやモバイル上でフレームを選ぶため、モニターの見え方によっては「イメージした色と違う」と感じる場合があります。ただし、思っていた色と違っても実際にかけると意外にフィットすることもあるので、鏡の前で確認するのがおすすめです。

最後は、掛け心地です。ズレ落ちないか、鼻が痛くならないかなど、素材や構造を事前にチェックせずにデザインだけで判断して購入すると、長時間の着用に耐えられないことがあります。

とはいえ、気軽さや、ネット限定デザインや割引サービスなど、メリットも多いメガネの通販サイト。ここでは、通販サイトでメガネを購入するメリットを紹介します。

1番のメリットは、店舗へ行かずに度付きレンズを購入できることです。会員登録をすれば、再度メガネを購入する際に前回と同じデータを使えるのも嬉しいポイント。実店舗のある通販サイトなら、お店の度数データを元にメガネを作ったり、フィッティングなどの店頭サービスを受けられたりする場合があるため安心です。

通販サイトは、送料が気になりますよね。多くの場合、合計金額によって送料無料や割引クーポンなどのサービスが受けられるので、ぜひ利用しましょう。

メガネは1日中、もしくは家に帰ってから就寝まで毎日着用するものです。長時間使うからこそ、つけ心地も大切。ここでは、快適な1本を選ぶためのポイントを紹介します。

デザインの前に、サイズや構造を間違ってしまうと、きちんと掛けられないメガネになってしまう可能性があります。サイズが合わない、鼻あてが当たらないなどのメガネは、フィット感だけでなく見え方にも影響します。またフレームの素材も重さに影響を与えます。見た目だけでなく実用性の確認を怠らないようにしましょう。

デザインの好みだけでフレームを選ぶと、顔や鼻の形によってはつけ心地に違和感があることも。これから通販サイトでメガネを購入する人は、実店舗でいくつかメガネを試着し、自分に合う形か確認するのがおすすめです。

既にメガネを持っている人は、今のメガネや過去に愛用していたメガネの形の確認などを行いましょう。このように自分に合うメガネの形を把握しておけば、通販サイトでもお気に入りの商品を見つけやすくなります。

メガネ選びのポイントは、顔の形と違うフレームを選ぶこと。顔と同じ形のフレームだと輪郭が強調されやすくなるので、注意が必要です。最後に、たまご型、四角顔、面長、丸顔、三角顔におすすめのメガネの形を紹介します。自分の顔に合わせて、ぴったりのフレームを選びましょう。

たまご型は理想の顔型と言われており、どのようなタイプのメガネも似合います。自分好みのデザインで、メガネを選んでください。

四角顔は、エラが張り、顎がきゅっと引き締まった直線的な輪郭が特徴です。そのため、オーバルやボストンなど、やわらかな曲線を描くフレームが似合います。

面長は、ほっそりとしたフェイスラインが印象的。ウェリントンやボストンのような大きめのフレームを選び、顔の余白をカモフラージュするとバランスが取れます。なかでも、いろいろなファッションに合わせやすいウェリントンがおすすめです。

ふんわりやわらかな雰囲気の丸顔は、スクエアやハーフリムといった直線的なデザインのフレームが似合います。角のあるフレームによって、すっきりとシャープなフェイスラインに見せるのがポイント。また、縦幅が狭いデザインを選ぶと、スタイリッシュに仕上がります。

頬から顎にかけて直線的なラインを描き、シャープな印象が魅力の三角顔。シャープな顔立ちを引き立たせるなら、ボストンやオーバルなど、フェイスラインから少し距離のあるタイプを選ぶと良いでしょう。

メガネの通販サイトは、自宅で納得いくまで商品を選べる便利なシステムです。

通販サイトで失敗しないためには、メガネ選びのポイントを押さえることが大切。自分の度数情報や、似合うメガネの形などをあらかじめ確認しましょう。ぜひ、メガネショップの通販サイトで好みのメガネを見つけてくださいね。

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