連結財務・業績


当連結会計年度におけるわが国経済は、米国の政策動向、朝鮮半島情勢の緊迫化など先行きが不透明な情況が続くなか、企業収益や雇用・所得環境が改善し、景気は引き続き緩やかな回復基調で推移いたしました。個人消費につきましても、緩やかに回復してきており、消費者マインドも改善傾向にあるものの、可処分所得の伸び悩みや社会保険料の負担増などに加え、消費者物価が前年比プラスに転じたことが実質購買力に対する下押し圧力として作用し、消費者の生活防衛意識や節約志向が依然根強く続いております。

当社グループの中核事業である国内眼鏡小売事業につきましては、お客様の趣味やファッション、ライフスタイルに合った最適な素材・機能をもつ商品を的確にアドバイスする「アイスタイリング・サービス」を主軸にした愛眼ブランドの強化に取り組み、お客様に高い専門性と満足感を実感していただける店舗運営を目指してまいりました。また、各種広告媒体の活用やイベント企画など様々な情報発信手法を駆使した販売促進策によって、集客の拡大に努めてまいりました。
商品につきましては、「目の健康」をテーマとした快適で機能的なレンズやフレームなどの高付加価値商品を増強し、また、価格志向、品質・性能・デザイン性重視など幅広い年齢層のお客様の多様なニーズに即した商品の開発に注力することで、品質・価格の両面で競争力のある品揃えの拡大に取り組んでまいりました。
売上高につきましては、既存店の客数は前期比で若干増加し、商品の品揃えの拡充により販売単価が改善した結果、増収となりました。品種別では、サングラスは、夏場の天候不順の影響もあり、前期比では僅かながら減少しました。一方、補聴器は、販売促進を強化したことに加え、店舗におけるレンタルサービスとアフターケアが好評を得て、順調に推移しました。
店舗につきましては、5店舗を新たに出店、不採算店を中心に9店舗を閉店したほか、計画的な既存店の活性化を進め、13店舗で改装を実施しました。

眼鏡卸売事業につきましては、当社創業来の事業として、北海道から沖縄まで全国の眼鏡小売店等に対する眼鏡卸売事業を展開しております。
当連結会計年度におきましては、得意先小売店に対する販売支援とともに、新規取引先の開拓に取り組みましたが、競合店の進出等の市場環境の変化が影響し、厳しい状況となりました。

写真館(名称:愛写館)3店舗を営む写真館事業につきましては、第1四半期に横浜本店を改装するとともに、撮影バリエーションの充実や外販活動の強化などの売上向上策に取り組みましたが、競争の激化により厳しい状況が続いております。

海外眼鏡販売事業につきましては、連結子会社である北京愛眼眼鏡有限公司が北京市を拠点として、眼鏡小売事業及び眼鏡卸売事業を展開しております。
当連結会計年度におきましては、経営環境が引き続き厳しい状況にあるなか、既存店の活性化や商品ラインナップの拡充等に取り組み、採算の改善に努めましたが、店舗数の減少もあり厳しい状況が続いております。

以上の結果、当社グループにおける業績につきましては、売上高は16,344百万円(前期比2.4%増)となり、売上総利益率は0.3ポイント改善しました。一方、人件費が増加したものの、広告宣伝費の効率的な運用など経費コントロールの徹底に努めたことにより、販売費及び一般管理費は11,092百万円(前期比0.3%増)となり、営業利益は239百万円(前期は営業損失51百万円)、経常利益は317百万円(前期は経常利益11百万円)となりました。また、特別利益として投資有価証券売却益40百万円、特別損失として減損損失59百万円を計上したため、親会社株主に帰属する当期純利益は181百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失390百万円)となりました。

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